慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は10月21日(日)10時より行います。テーマは「地獄って何ですか?」です。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は地獄についてご一緒に学びましょう。

前回のブログにでお話したように、今日はご近所の小学校から50人近くの子供たちが「社会科見学」に来てくれました。難問の「神社とお寺はどう違うのですか?」という質問も出て、まだまだ勉強が足りないと反省しました。子供たちが何に興味を持つのかしるの…

「神社とお寺の違いはなんですか?」

明日(9月19日)、近くの小学校の二年生が社会科見学に来ます。去年は20人ぐらいで、中には「マクドナルドの見学に行きたかったんだけど、人数が多すぎて・・・」という正直な子もいたりして、慈雲寺は二番手、三番手のチョイスだったようです。 しかし…

本堂には温かな「百草茶」をご用意しています。どうぞお気軽に一服なさって下さい。

いったい、この地獄のような酷暑はいつまで続くのか・・・と、思っていたら、いつのまにか朝晩は寒くてビックリするほどです。季節も無常を教えてくれているのですね。 慈雲寺の本堂には、いつでもお茶とお菓子を用意しています。どなたでも、ご遠慮なく本堂…

10月21日(日)の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内と慈雲寺へのアクセス

上の写真は北九州市の常福寺に伝わる『地獄絵図』です。閻魔大王など、亡くなった方の生きている間の行状を裁く裁判官たちから、さまざまな地獄の責め苦の様子、そして地獄まで降りて亡者を救おうとする地蔵菩薩などが描かれています。 地獄絵図は、長い間仏…

地元の神社のお祭り。慈雲寺がお世話になっている神様にお礼参拝。

今日は桶狭間の氏神さまである神明社のお祭りでした。先週の日曜日には近隣の人がたくさん集まって境内の掃除もしていました。常駐の宮司さまはいらっしゃらないようですが、近隣の人々がしっかりお宮を守っています。 この神社には桶狭間の戦いにゆかりのあ…

ベトナム人の方がお参りにいらっしゃいました。

いつもは朝の勤行を7時半に始めます。本当は、勤行が終わったときに朝日が昇るような時間にすべきだとされていますが、あまり朝早いと近隣の方々の眠りを妨げるのではと思います。先代さまは、日の出とともに勤行されていたのですが、ご近所からクレームが来…

御尊講を受講しに本山へ

慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の宗門のトップにおられるのが、御法主猊下です。猊下は、西山教学の研究者で、宗門の短大の学長も務められた方です。 私が30年前、修行僧として本山に通っていたとき、西山派の歴史や思想を最初に手ほどきして下さ…

YouTubeの「ゴミ屋敷の片付け」動画が気になる・・・

僧侶にとって、掃除は大切な修行の一つです。「一に掃除、二に掃除、三四がなくて、五に掃除」と言われるほど・・・特に尼寺は「いつも塵一つない美しい境内」のイメージを持たれる方が多いと思います・・・ しかし・・・情けないことに私は片付けがとても苦…

嘘で友を裏切った人が落ちる地獄 ー 吼々処(くくしょ)

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」で地獄についてお話しようと思っているので、関連した本を読み返しています。 地獄は、犯した罪悪によって非常に細かく分かれていて、それぞれ違う罰を受けることになっています。自らの行為の結果は、自らが受け止める…

『往生要集』に出てくるホスピス(?!)のお話し

源信の著した『往生要集』を読み返しています。この本は、法然をはじめとする日本の浄土教の発展に大きな影響を及ぼしました。今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」で地獄のお話しをするのですが、日本人の「地獄」に対するイメージも、この『往生要集』に…

五感をゆったり「観」じる

仏教の教えには、しばしば「観」という言葉が使われています。「観光」の観ですが、対象を正しく観察する仏教の実践的修行の一つです。最近、良く真言宗系のお寺で「阿字観体験」を行っていますが、これも梵字の「阿」の字を見つめながら心を集中していく瞑…

「課金地獄」を垣間見る

伊勢湾台風並みの大型台風が近づいているそうですが、今、外は静かに細かい雨が降っているだけです。これが「嵐の前の静けさ」というものでしょうか? さて、10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は10月21日に行いますが、テーマを「地獄って何?」にし…

彼岸明けの日に「布施行」について考えてみましょう。Part2

前回のエントリーに続き、「布施」について考えてみました。 「布施」は、仏教の修行の基本である六種類の行「六波羅蜜」の一つです。布施は「お恵み」とは根本的に違うと、前回書きました。 例えば、Aさんが自分のケーキを半分、「これ食べなさい」とBさん…

彼岸明けの日に「布施行」について考えてみましょう。Part1

秋のお彼岸も今日で終わりです。秋分の日をお中日として、その前後三日間ずつ、合計七日間にわたって、仏様の教え、お慈悲を感謝し、ご先祖の供養を行う、日本独自の宗教的慣習です。 この期間中には、娑婆(此岸)からお浄土(彼岸)へ渡るための、六波羅蜜…

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、10月21日。「地獄」について改めて考えてみましょう。

上の写真は、インターネットの無料画像から拝借した温泉の写真です。こういう温泉には、よく「〇〇地獄」などという名前が付けられていることが多いですね。 9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」では此岸(娑婆)から彼岸(お浄土)へ 向かう「白い道」の…

お彼岸中に行われる慈雲寺の行事のご案内とアクセス

上の写真は、大阪市立陶磁器美術館で見た壺に描かれている蓮の華です。蓮は極楽にもたくさん咲いているそうです。楽しみですね・・・ さて、その極楽がある彼岸へ渡るために、どのような修行をすれば良いのでしょう?阿弥陀様は、全ての衆生に「その身そのま…

どうぞ、ご遠慮なく本堂で読経なさってください!

慈雲寺の本堂は、明治の中期に建てられたものです。建築工事を請け負った棟梁は、小野田又造という、当時、日本屈指の匠と言われた人です。 建物は小さいですが、とてもしっかり作られており、特に音響効果は素晴らしいものがあります。内陣の正面で読経して…

おすすめの仏教書Part 3 釈徹宗『キッパリ生きる!仏教生活』

仏教のことを知りたい!という気持ちは、とても大切なものです。この気持ちが次々とご縁を結んでくれるでしょう。 仏教の理論や哲学を学ぶのももちろん大事ですが、仏教は経験の宗教、実践の宗教です。仏教徒として生きる、お釈迦さまの教えに沿ったもののと…

9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内と慈雲寺へのアクセス

上の写真は、インターネットの無料画像からお借りした、「二河白道図」です。「二河白道図」は、中国で浄土教を大成した善導大師が、苦しみ多い現世(此岸)から極楽(彼岸)へ渡る念仏行者の生き方と救われを、河の中に伸びている細い白い道に譬えた教えを…

お彼岸中は、「当麻曼荼羅」の御開帳をいたします。美しい極楽の様子を描いた曼荼羅です。ぜひご縁を結んで下さい。

先日、「二河白道図」の絵解き説教を聴かせていただいたとき、聴衆から「極楽が本当に良いところなのかどうかわからない。」という質問が出ました。面白い質問ですね。お説教師さんも「私も行ったことがないので、絶対とはいえませんが・・・」と正直に(ち…

「二河白道図」の絵解き説教を聴聞に栄の萬福院へ

◎写真は、インターネットの無料画像からお借りした、萬福院のお不動さまです。 先日、名古屋にある成田山名古屋不動尊霊場である萬福院にお参りすることができました。 御本尊のお不動さまは、千葉県にある成田山新勝寺のお不動さまの御分身だそうです。数年…

「自殺予防週間」の始まりの日に

今日、9月10日は「世界自殺予防デー」です。16日までの一週間は「自殺予防週間」として、自殺を予防するためのさまざまな取り組みについて、より多くの人に知ってもらうための活動が世界各地で行われます。 この世界自殺予防デーは、2003年に世界保健機関(W…

勝本華蓮著『尼さんはつらいよ』のご紹介 Part2

今年の7月5日に書いたブログ(左欄のアーカイブ記事から引き出せます)で藤本華蓮師の『尼さんはつらいよ』という本をご紹介しました。藤本師は、天台宗で得度なさって、比叡山で修行なさった方ですが、さまざまな体験をなさった後に、今はお寺には住んでい…

お墓も納骨堂も“最先端”でない方がよさそうです。

昨日の北海道の地震でさまざまなことを考えました。地滑りなどの犠牲になられた方のご供養を今朝の勤行でさせていただきました。 一番強く印象に残ったのは、もちろん犠牲者の方々のことですが、泊原発で外部電源が喪失したために大事故につながりかねなかっ…

大難を小難に・・・・弘法大師が頑張ってくれたのかも?! (台風の被害ご報告)

昨日の台風21号、各地で大きな被害が出たようです。亡くなられが方もおいでのようです。明日の朝の勤行の時に御供養させていただこうと思っています。 さて、実は慈雲寺も被害がでました。本堂の南側のガラス戸が強風で外れ、その勢いでガラスが割れてしまい…

台風接近・・・ラッパが鳴り響きそう!?

今年最大の台風が近づいています。どうやら、伊勢湾から知多半島はほぼ直撃状態になりそうです。慈雲寺の本堂の屋根瓦・・・頑張って欲しい!! でも、今のところ空は本当に美しい。その美しさが、かえって何やら禍々しいものが近づいてくるのを知らせている…

「学校、無理」。そう思ったら・・・お寺に来ませんか?

今朝の中日新聞の朝刊の第一面の見出しは ‟「学校、無理」。そう思ったら 悩みを聞いてもらって■居場所は他にも” でした。もうすぐ夏休みも終わるので、この時期に子供たちの自殺率が上がることを懸念しての記事でしょう。 この見出しは、私の心に強く響きま…

花戦さは先々代様の勝ち?!

境内の草引きをなまけていたら、おもしろいことがおきました。砂利が敷いてある所のあちこちから、ニチニチソウが生えてきたのです。「あらあら・・・」と思う間に、まだ小さいのに花を咲かせました。肥料をやったりしているわけではないので、ご近所の庭の…

納骨の時期について(遺骨が祟る??? Part2)

少し間が開いてしまいましたが、「遺骨が祟る???Part1」の続きです。この記事の右側に「最新記事」という欄がありますので、そこでPart1をお読みいただければ幸いです。 先日、夫の遺骨を自宅で供養していたAさんが、知人から「いつまでも遺骨を自宅に置…

9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、絵解き説教に挑戦します!

上の絵は、此岸(現世)と彼岸(極楽)の間に横たわる、二つの河と、その真ん中に伸びている白い道を歩んで行く念仏行者を描いた「二河白道図」です。 二河白道の譬えは、中国で浄土教の教えを大成した善導大師が、阿弥陀仏への帰依、念仏行者の生き方につい…