慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

2018年1月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、1月28日(日)10時より行います。テーマは「七福神って誰でしょう?」です。どなたでもお気軽にご参加ください。

初弘法と四国八十八か所のお砂踏みのお知らせ(慈雲寺へのアクセス)

毎月21日は弘法大師のご縁日です。特に1月のご縁日は「初弘法」といって、その日にお参りすると特に御利益があるとされています。 1月21日10時より、初弘法の短い法要と、弘法大師のお言葉を基にした法話の会をいたします。どなたでも歓迎いたしますので、ぜ…

阪神・淡路大震災の犠牲者を悼む

阪神・淡路大震災から23年の年月が過ぎました。あの日のことは、強く心に残っています。たまたま新年の里帰りで東京に戻っていた私は、震災の被害が広がっていく痛ましいニュースを見ながら、カナダから「すぐに帰ってこい。仕事が忙しくなるぞ!」という電…

花替えの日は楽しいが、煩悩も湧いてきます

仏前のお花や慈雲寺の歴代住職の墓などに手向けた花を替えるのは、住職としての役目の中で最も楽しいことの一つです。とりわけ花のお供えをいただいた時は、それをどう組み合わせて活けようかと色々考えるのは楽しいことです。 でも、楽しいだけではなく、よ…

僧侶に呼びかけるときは何と言いますか?

「あなたのことは何とお呼びすれば良いでしょうか?」 今日、お寺に来られた方が、遠慮がちにこう私に問いかけました。 僧侶に呼びかけるときは、何と言ったらよいのでしょう?この辺りだと、「おっさん」(アクセントは最初の「お」に)とか「おっさま」と…

お逮夜の大切さを思い出してみませんか?

先日、知人や僧侶の方々とお話ししていて、「お逮夜」という言葉が出てきました。「お逮夜の習慣ももうこの辺りではなくなったねぇ・・・」と一人が言うと、「いや、まだ私のお寺の周りには残っていますよ。」という方もいました。 お逮夜とは、一般的には、…

寂しくて110番通報するくらいなら、お寺へおいでませ!

今日は1月10日で、110番通報の日だそうです。今日の中日新聞によると、110番通報の二割は緊急性のない電話。「トイレが詰まった」と電話してくる人もいるらしい。 トイレがあふれだしたら、パニックになって110番したくなる人もいるかも??しかし、中には「…

『ブッダ最後の旅』は心に残る物語

c 前回のブログで、「涅槃図」のお話しをしました。お釈迦様は2500年前にインド亜大陸に生まれ、悟りを開かれ、各地で説教を繰り返して多くの人々を導き、そして涅槃に入られた方です。原始仏教の仏典には、お釈迦様の生涯について、あまり詳しく述べたもの…

「釈迦金棺出現図」を拝みに東京へ

(京都国立博物館蔵) 国宝の「釈迦金棺出現図」が上野の国立東京博物館に展示されていると聞いて、大急ぎで東京へ行ってきました。この絵は、京都の国立博物館に所蔵されているのですが、めったに展示されません。昨年、京都で行われた「国宝」展の時には展…

年明けのお墓参り

慈雲寺の墓地のお墓は、今、どこも美しいお花が供えられています。この地域の人々は、年末になるとお墓をきれいに掃除し、供花を新しくします。これが新年を迎える最後の行事になっているようです。 また、新年になるとすぐにお墓参りにいらっしゃるご家族も…

美しい満月に叢雲・・・それもまた好し

今夜は、今年初の「満月写経の会」でした。とても大きくて美しい月が昇りましたが、雲の陰に隠れたり、また姿を現わしたり・・・動いているのはお月様?雲?それとも私たちを乗せた地球でしょうか? 何が動いているのかとこだわると虚しいだけ・・・静かに月…

今年の書初めは『般若心経』の写経で

慈雲寺では、毎月満月の夜に「満月写経の会」を行っています。しばしば、阿弥陀様の御慈悲に例えられる柔らかな月光を愛でながら、写経をしませんか? 1月は2日と31日の二回、満月があります。2日は書初めに写経をなさってはいかがでしょう。 7時半から御一…

明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。 今、2018年元旦の深夜1時過ぎです。遠くから、まだ鐘をついている音が聞こえてきます。慈雲寺には釣り鐘がないのですが、12名の方々が集まって下さり、静かに除夜から新年の修正会の勤行をいたしました。法要後、黒豆茶を…

慈雲寺で静かな年越しをなさいませんか・・・

いつも手回しが悪く、バタバタしてばかりの私です・・・落ち着いて平常心で過ごすのが僧侶のありかたなのに・・・ というわけで、今年もギリギリまで落ち着きません。ついさっきようやく鏡餅をお供えして、これでお正月の準備は終わりです。 今夜は23時45分…

小さなお寺で静かに新年を迎えませんか?

2017年も、今日と明日だけになりました。初詣はどこへお参りに行かれますか?名古屋でしたら、熱田神宮あたりでしょうか? 有名な神社やお寺で、たくさんの参詣人の波にもまれながらお参りをするのも、お正月らしい華やかな感じで良いですね。 しかし、静か…

エルサレムに「トランプ駅」?! 聖地について思ったこと

エルサレムに建設予定の駅に、トランプ大統領の名前をつけようとイスラエル政府が検討中というニュースを今朝のニュースで見ました。米国政府がエルサレムをイスラエルの首都として認め、米国大使館を移動しようとしていることを讃えるため(?)でしょうか…

ご縁のあった方への「御供養」の勧め Part 3 ーカナダの葬儀

「家族葬」という名の密葬が増えて、友人や恩人への感謝やお別れを告げる機会がすくなくなっているというお話しをしてきました。3回目は、カナダで経験した葬儀のことをお話ししましょう。 カナダは、たくさんの文化的な背景をもった人々の暮らす国ですから…

ご縁の有った方への「御供養」の勧め Part2

前回のPart1では、親族関係でなくても、友人や恩人、お仲間で亡くなった方の御供養をする会のお勧めをいたしました。 家族葬が増えてくると、親族以外の人々が故人にお別れやお礼をする機会は少なくなってしまいがちです。とりわけ、故人が高齢の場合、「も…

ご縁の有った方への「御供養」の勧め Part1

先日、Aさんという方から、「自分の親戚や親でない方の法事をすることができますか?」というご相談を受けました。 Aさんは、あるスポーツの元プロ選手でした。若い時に指導を受けたコーチを一生の恩人として大切にしてきたそうです。その恩人が亡くなった時…

12月21日は終い弘法さんです。四国八十八か所のお砂踏みにもお参りください。

毎月21日は弘法大師空海の御命日です。12月は、「終い弘法」のご縁日として、特に御利益があるとされています。 慈雲寺は浄土宗西山派(西山浄土宗)に属していますので、御本尊は阿弥陀如来ですが、弘法大師さまもお祀りしています。慈雲寺は、現在は名古屋…

廃仏毀釈は日本人の宗教心を破壊した? (尼僧と学ぶやさしい仏教講座のお知らせと慈雲寺へのアクセス)

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は12月17日10時より行います。テーマは「廃仏毀釈とはなんだったのか?」です。どなたでもお気軽にご参加ください。 慈雲寺が現在の桶狭間上の山に開創されたのは明治22年のことです。名古屋市内でも比較的歴史の浅いお…

今、何をすべきなのか?

今日の、お釈迦さまの御言葉 「他の人の目的がいかに大事なことであっても 自分の目的をおろそかにしてはならない。 自分の目的を深く知り 常に自分の目的に専心しなさい。」 (法句経より) 年末になると、さまざまな「やらなければならないこと」が起きて…

12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「廃仏毀釈」についてです。(慈雲寺へのアクセス)

慈雲寺では、毎月、身近な話題から仏教の「考え方」「ものの見方」を御一緒に学ぶ会を催しています。どなたでも、お気軽にご参加ください。 12月は17日の日曜日、10時より行います。テーマは「廃仏毀釈とは何だったのか」ということを中心にお話ししたいと思…

寒い時は‟作務”!

今朝も寒かったですね!日本の伝統的な家屋は、「夏涼しい」というのを基本に設計されていると聞いたことがあります。風通しの良さや軒の深さなどが、その工夫なのでしょうか?確かに夏の本堂は涼しい・・・ということは、冬は寒い! しかし、私は寒さはそれ…

善行とはなにか

今日のお釈迦さまの御言葉 身体が怒りを放つのを抑え守れ 身体を良く制御せよ 身体による悪い行いを捨て 身体によって善行を修めよ (法句経より) テレビでアメリカのミステリー番組を見ていたら、「自分をどう扱うかは相手の業。それに対する私の反応は自…

この身このままで救い取ってくださっている阿弥陀様 -同性愛についてー

前回のブログで、性同一性障害を自覚していらっしゃる方の戒名(法名)の問題について書いてみました。すると、「慈雲寺さんは同性愛についてどう思っているのか?」という質問を受けました。 私は慈雲寺に赴任する前、40年近くカナダの西海岸に住んでいまし…

戒名(法名)における性別について

今日、とても興味深い記事を読みました。性同一性障害という自己認識を持つAさんは、熱心な仏教徒です。Aさんは、生きている間に受戒し、戒名を授かりたいと願っています。 しかし、Aさんは肉体的には女性ですが、「自分は本質的に男性だ」と感じています。…

振り返れば山茶花

昼間は青空が見えたので、今夜も昨夜のような美しい月が眺められるかと楽しみにしていたのに・・・だんだん雲が広がってしまいました。 でも、今月の「満月写経の会」には三人の方に来ていただきました。本堂は寒いですが、かえって気持ちが集中できる気がし…

12月の満月は12月4日です。満月写経の会のお知らせと慈雲寺へのアクセス

慈雲寺では、いつでも本堂で写経をしていただける用意がしてあります。気持ちを落ち着けたいときや、何か特別の御願いがあるときなどに、お気軽に写経をなさってください。庫裏にお声をかけて下されば、写経の心得のお話しなど、喜んでさせていただきます。 …

『旅行読売』の新年号・・・ちょっと恥ずかしい

昨年から、毎月『旅行読売』という雑誌に連載記事を書かせていただいています。旅行ガイドブックのお仕事が主だった私には、長期の連載というのは初めてです。見開き2ページの記事で、近畿地方のご利益で知られるお寺や神社を取材させていただいています。有…

他人は自分の代わりにはならない

今日の「お釈迦さまの御言葉」 他人の過ちを見てはいけない。 他人がしたこと、しなかったことを見るな。 ただ自分がしたこと、しなかったことだけを見るがいい。(法句経より) 仏教は悪因悪果、善因善果・・・全ては自業自得と教えています。自業自得とい…