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慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、3月26日に行います。テーマは「散骨の時代に、改めて”寺縁墓”を考える」です。

「テロ」と「非国民」・・・一刀両断の言葉の危険性

昨日からテレビは籠池氏の証人喚問のことばかり・・・この問題は日本の民主主義の根幹にかかわる問題ですから、注目を浴びるのは当然です。「百万円」が事実かどうかはもちろんですが、この点に矮小化するのではなく、政治家と官僚の結びつき、「口利き」な…

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月26日(10時より)に行います。テーマはお寺をご縁にした”寺縁墓”についてです。

遺骨を自分の家のお墓に祀り、子孫が大切に護っていく・・・日本人の遺骨やお墓に対する思いは、この10年あまり大きく変化してきました。納骨堂、合祀墓、樹木葬、そして海などへの散骨・・・さらには骨仏、骨の一部を粉末にして樹脂で固めて「記念プレート…

お彼岸のお説教に“阿鼻叫喚”の京都へ

お彼岸はどこの寺院にとっても忙しいとき。お墓にお参りにいらした方々が庫裏に立ち寄って下さったり、いつも静かな慈雲寺も雰囲気が少し変わります。 さて、今年はこのお彼岸の期間中、京都のお寺で彼岸法要のお説教に呼んでいただきました。私は慈雲寺の「…

お彼岸中、「當麻曼荼羅」の御開帳を続けます。ルーペも使ってください!

彼岸明けの23日まで、本堂内で「當麻曼荼羅」の御開帳をしています。 この曼荼羅は、『観無量寿経』というお経に描かれた極楽の様子が細かい筆致で描かれています。「彼岸」とは現世(此岸)の対岸にある極楽のことですから、お彼岸の間に極楽の様子に親しん…

「當麻曼荼羅」御開帳のお知らせ

朝から美しい青空!ご近所のお花屋さんに頼んでおいた仏花を受け取りに行きました。お彼岸のために境内のお墓や宝塔、本堂内のお花を替えるのです。 お花の活け替えは、いつでもとても楽しい。青空の下で、ちょっと温かな日差しの日ならなおさらです。 さて…

明日は先代住職の祥月命日です。

明日、3月15日は、慈雲寺の先代、凖眞上人の祥月命日です。この日は、私にとっても人生の大きな転機になった日です。3年前、私はカナダの自宅で次の取材の準備をしていました。その時、日本からの電話・・・凖眞上人が御遷化されたという知らせでした。その…

臓器移植について考えました。

白内障の手術を受けました。右目がかなり進行していて、左目はまだもう少し持ちそうな感じだったのですが、「入院するつもりなら、両目手術してはどうですか?」と先生からアドバイスをいただいて決意しました。 私は臓器移植には賛成で、自分が死亡したとき…

ごめんなさい!満月写経の日を間違えていました!!

ごめんなさい!入院ですっかりぼんやりしてしまったせいか、満月写経の日を明日だと勘違いしていました。 「今日はお月様がきれいねえ・・・明日が楽しみ」なんて思いながら食事に出かけてしまいました。 無駄足をさせてしまった方々、本当に申し訳ありませ…

東日本大震災の犠牲者を悼む

毎週の土曜、日曜の朝7時半から、本堂で英会話の会をしています。「英会話教室」と言えるほどカリキュラムがしっかりしているのではなく、「英語に親しむ」ぐらいな気持ちです。 小学校へ入学前の可愛らしいお子さんから、70代のシニアまで、いろいろな方が…

白内障の手術入院にはラジオが必携だった!

5日ほど更新できませんでした。実は、白内障の手術を受けるため入院していました。ワープロの時代も入れると35年以上、これほど長い間、パソコンに触れなかったのは初めて!目の手術ですから、本も読めないし、今まで経験したことのない時間の流れ方でした。…

3月10日までブログ更新をお休みします。

少々事情があって、しばらくパソコンに近づけません・・・なんて書くと、何か深い事情のようですが、そんなことはありません。 10日には更新を再開できると思いますので、またぜひお訪ね下さいませ。 ☆お知らせ 3月の満月写経の会は12日です。満月の光を浴び…

「愛国」も「信仰」も声高に語る人は信用できないなぁ・・・

和歌山にお説教に行かせていただいている間は、テレビも見なかったし、新聞を読む余裕もありませんでした。本当はお説教師は、最新のニュースにしっかり注意を払い、参拝においでになる方が何に関心を持っているか配慮してお説教を組み立てるべきなのですが…

「起こしもの」で春が来た!

昨年に続き、「起こしもの」をお供えに来て下さった方がいます。 ご近所のパン屋さんに「パン屋のおこしもの」と書かれた御餅のようなものが並べられていたときは、「何だろう?」と興味津々。 ネットで検索してみたら、どうやら愛知県独自の桃の節句のお供…

月初めは、月参りで始まる。

慈雲寺の先代様は毎日スクーターに乗って月参りに飛び回っていたそうです。私は電動自転車でゆっくりお参りさせていただいています。月参りはほぼ月の始めに集中しているので、新しい月の開始!という気持ちも新たになります。 1日にうかがうSさんは、元気に…

和歌山へお説教に行っていました。

毎日、各所のお寺を回ってお説教をする一週間でした。どのお寺でも、とても丁寧に迎えていただき、集まった檀信徒の皆様も熱心に耳を傾けてくださいました。 居心地の良いホテルを用意して下さったのですが、すぐ目の前の海辺を散策する心の余裕がありません…

引きこもりからの脱出の一歩はお寺へ行ってみませんか?

今日、ぼんやりとテレビを見ていたら、いわゆる「引きこもり」だった人たちが自分たちの気持ちを発信しようとする新聞作りの話題が出ていました。 私も、自分の部屋から全く外に出たくない、誰とも会いたくない・・・と思う日が続いたこともあります。状況を…

お説教の準備 PART1

今、お説教の準備の日々です。お説教に呼んでいただいたときは、その時間に合わせ、また法要の種類、聴いてくださる方々の様子など、さまざまな状況を受け止めながら原稿を書きます。 時間は短いときは20分ぐらいから、長いときは1時間を一席として、一日四…

お彼岸法要のポスター作り。お彼岸の法要は3月18日です。

玄関先に置いている鉢植えの枝垂れ梅が咲き始めました。慈雲寺には梅の木が二本、鉢植えが二つあります。それぞれ開花期がかなり違うので、梅を愛でる日々を長く楽しめます。 さて、外はすごい風。春一番・・・かしら?春が近づいたら、お彼岸ですね。今朝は…

五十回忌の法要の温かな思いと大切さ

私は、三年前に慈雲寺に赴任するまで数十年間北米で暮らしていました。日本の慣習についてカナダの友人たちに話をすると必ず「ああ、それは良い習わしだね。」と言われたのが「法事」です。 キリスト教では葬儀はありますが、仏教のような年忌法要は行われま…

今日は少し温か。梅のつぼみもふっくら

昨日も今日も家の中の方が外の陽だまりの方が温か。お正月から咲き始めている盆梅は、そろそろ盛りを過ぎているのですが、鉢植えの枝垂れ梅の蕾が膨らんできて、もう明日にも咲きそうです。 そして、庭の白梅がついに開花!庭には紅白の梅の古木が一本ずつあ…

今日はお釈迦様が入滅なさった涅槃会の日です。

お (たつの市所蔵) 旧暦の2月15日はお釈迦様が入滅なさった日です。この日には各地のお寺で「涅槃会」が行われます。旧暦ですので、3月15日に行うお寺も多いですが・・・・ 涅槃会の前後には、お釈迦様のご入滅の様子を描いた「涅槃図」の御開帳をするお寺…

清水富美加さんの"出家”騒動に慈雲寺も巻き込まれた?!

いつもはとても地味なこの慈雲寺のブログが、昨日から突然アクセスが普段の三倍に跳ね上がりました。今日も順調(?)に数字が増えています。なぜかしら??と不思議に思っていたら、お昼のワイドショーを見て、「ひょっとしてこれか?」と思い当たりました…

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月26日に行います。テーマはお寺をご縁にした”寺縁墓”についてです。

今日は二月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。冷たい隙間風がピューピュー吹いてくる本堂で寒さを我慢しながらお話しを聞いていただきました。本当にありがたいことです。 来週の15日はお釈迦様が亡くなられた涅槃会です。今日はそのお話しを少し…

今月の満月写経の会は11日と12日に行います。「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」も12日に行います。& 慈雲寺へのアクセスのご案内

本堂に手作りのひざ掛けが奉納されていました。慈雲寺の本堂は十分な暖房がないので、「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」や「満月写経の会」などの時は、参加の皆様に寒い思いをさせてしまっています。ひざ掛けを用意しているのですが、大判の温かなものを買う…

ロウソクの謎の(?)お供え・・・大歓迎!

夕方、本堂の扉をしめようとしたら、本堂へ上がる階段のところにロウソクの包みが三個。小さなロウソクですし、新しいものではなさそうなので、どなたかがお宅にあったものをお供えして下さったのでしょう。 小さなロウソクですので法要の時には使えませんが…

社葬の参列する機会から多くを学ぶ Part2

前回のブログで、社葬など仕事関係で葬儀に参列することになったら、その機会をぜひ十分に生かしてとおすすめしました。 参列のマナーが心配なら、冠婚葬祭にかんする本を一冊買っておきましょう。しかし、基本は、慌てずにゆったりと、そしてきちんと姿勢を…

社葬に参列する機会から多くを学ぶ Part 1

今朝、パソコンと立ち上げたらmsnのニュースで「知らないと恥をかく『会社関係の葬式』」という記事が出ていました。今は大規模な社葬をする会社も少なくなっているようですし、会社の上司の親族が亡くなったとしても、部下が葬儀に参加したり、手伝いに…

お月参りで始まる二月

月参りは、毎月一回、各家のお仏壇の前で読経させていただくものです。宗派や地域によって、またそれぞれの寺院の事情によっては、月参りの習慣が全くないところもあるそうです。しかし、慈雲寺には月参りの習慣が続いています。私は月参りに呼んでいただけ…

「二十五三昧会」の現代版が理想です

2月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は2月12日に行いますが、そのテーマに「寺縁葬」を取り上げたいと思い、関連した本などを集めて準備をしています。 以前から私は「二十五三昧会」というものに憧れていました。これは平安時代、10世紀の末に比叡山で始ま…

2月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は2月12日に行います。テーマは「直葬・無葬時代に寺縁葬を考える」

今日は1月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。テーマは「戒・定・慧の三学と念仏」という硬めのものだったのですが、30名以上の方が聞きに来て下さいました。久しぶりに来て下さったご近所の方もいらっしゃったし、遠くから来て下さった方もいて、…

1月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「戒・定・慧の三学とお念仏」です。+慈雲寺へのアクセス情報

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は1月29日(日曜)10時より行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽においでください。今月のテーマは「戒・定・慧の三学とお念仏」です。 仏の教える戒を守る。心身を整えて心を集中させる。この世の現象や心…

古本屋でダライ・ラマ猊下に出会う

ダライ・ラマ14世のお言葉 「人に優しくすると、心に幸せが訪れる」 経典や書籍というものは本当にありがたいものです。2500年前にお釈迦様がお説になった言葉を聞くことができるし、古本屋でダライ・ラマ猊下のお言葉に出会うこともできるのです。 私たちは…

法然上人を追慕する念仏行脚に参加しました。膝がぁ~~~

日本に念仏の教えを確立した法然房源空上人(法然上人)が亡くなられてからも、多くの弟子たちによって念仏の教えは増々広がっていきました。それを快く思わなかった比叡山などの旧仏教勢力は、朝廷に訴えて弾圧を加えたり、直接僧侶や信徒に危害を加えるな…

1月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内と慈雲寺へのアクセス

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は1月29日(日曜)10時より行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽においでください。 今月のテーマは「戒・定・慧の三学とお念仏」です。 仏の教える戒を守る。心を集中させる。この世の現象や心の動きの本質…

「つぶやき」が世界を動かす?!

昨日の新聞にトランプ大統領の就任演説の原稿が原文と日本語の翻訳とで出ていました。アメリカの行方はとても不透明な印象です。 それより、トランプ氏が大統領になっても私的なツイッターへの書き込みを続けていることが気になります。もちろんツイッターは…

トランプ大統領の就任演説を聞きながら、お大師様のご縁日の準備

弘法大師のお言葉 「大辨は訥なるが若く 大智は愚なるが若し」 心を動かす語りは訥々としていて、真実の智慧は愚かに見えるものです。 今日は1月の21日、お大師さまのご縁日でした。慈雲寺にも弘法大師さまをお祀りしているのですが、年に三回だけ四国八十八…

21日は弘法大師のお縁日です。四国八十八ヶ所のお砂踏みをしていただけます。

毎月21日は弘法大師のお縁日です。慈雲寺は浄土宗西山派(西山浄土宗)に属していますが、桶狭間周辺は江戸時代からお大師信仰の篤いエリアです。知多半島には「知多四国」の巡礼路もあるほど。 慈雲寺にも、ご縁があってお大師様のお像をお祀りしています。…

恵方巻を食べる人が六割越え?!豆まきは減っているのに??

先ほど、お医者さんへ持病の薬を処方していただきに行ったとき、ぼんやりと待合室のテレビを眺めていたら、「恵方巻を食べるといる人が一昨年の61%から去年は63%に増えた。」という話をしていました。名古屋のローカル局の番組なので、名古屋周辺のこ…

盆梅に気を取られえて蝋梅を見逃してしまいました。

私は花の中でも蝋梅がとりわけ好きです。花の少ない時期に健気に咲いてくれるし、半透明の黄色の花弁もたおやかで美しい。その香りも心にゆっくりしみ込むようです。 慈雲寺に赴任したとき、庭の一角に隠れるように蝋梅の木があるのを見つけたときは本当に嬉…

「悪気はない」は免罪符ではありません

外は今年初めての雪です。朝の英会話早起き会をやっているうちにチラチラと舞い降りてきました。途切れなく降っていても昼間は積もりそうになかったのですが、夜になると気温もマイナスになり、境内は雪化粧を始めました。 先日、知り合いのAさんと話してい…

生きることは苦しみを伴う。しかし、仏の教えを聞く稀有な機会も・・・

仏教の教えの根本には、「生きることは苦しみを伴う」という深い認識があります。私たちは苦しみ多い生を歩んでいるというのです。しかし、仏教は人の命を「得難いもの」と肯定的にとらえています。 仏教も古代インドに広くいきわたっていた「輪廻転生」の思…

他人を貶めることで、自分を「上げる」ことはできない。

「侮辱は侮辱を招く。暴力は暴力を引き起こす。有力者が自らの地位を悪用して他者をいじめれば、私たち全員にとって負けになります」 ゴールデン・グローブ賞の授賞式での、メリル・ストリープの言葉です。 メリル・ストリープの発言は、トランプ次期大統領…

二分の一成人式と二分の三成人式?!

もともと成人式というものにあまり興味がなかったせいか、成人の日が過ぎていたことに今日気が付きました。お寺の日常からすると、土日、祝日があまり関係ないので、忘れてしまうことが時々あるのです。 私が成人式に興味がないのは、人がいつ大人になるかは…

再び日記を書き始めました

年の始めですから、いろいろと「今年の決意」などを考えていました。でも、年が明けて数日しかたたないのに、もう挫折して我ながら呆れるもの多数。でも、日記の再開はなんとか続いています。 私は旅行ライターの仕事を始めてからずっと日記をつけていました…

1月の満月写経の会は12日です。

今日は一日中とても寒い日でした。雨もしとしと・・・今年から、毎日散歩に行こうと張り切っていたのに、出鼻をくじかれました。冬の長いカナダでは「モールウォーキング」という言葉があります。ショッピングモールの中を歩いて運動するというものです。慈…

本当に大切なものをつい粗末に扱ってしまう

お釈迦さまのお言葉 「ことばが怒りを放つのを抑えなさい ことばをしっかり抑制しなさい ことばによる悪い行いを捨て ことばによって善い行いを修めなさい」(法句経より) 先日、哀しい話を聞きました。いつも介護してくれる同居のお嫁さん(Aさん)のこと…

忘却は罪である

お釈迦さまのお言葉 「すべての者は暴力に怯え すべての者に命はいとしい わが身にひき比べて 殺してはならない 殺させてはならない」(法句経より) 今朝の朝日新聞に衝撃的な広告が出ていました。左側の一面には真珠湾を攻撃する日本の戦闘機の写真、右側…

トイレが結んで下さったご縁

温かで穏やかな三が日でした。慈雲寺にお墓を持っていて下さる方々の多くは、年末にお墓をきれいにお掃除し、年が明けると、またすぐにお墓参りをなさいます。墓地にきれいな花が並んでいる姿はとても嬉しい風景です。 本堂にあがって阿弥陀様に手を合わせて…

初梅、初目白で幸せなお正月

お釈迦様のお言葉 「われらは何物も所有せず、安楽に生きていこう。 われらは光輝く神々のように 歓喜を食む者となろう」(法句経より) 玄関の扉を開けたら、入り口に置いた鉢の梅が咲いていました。植木の方の梅はまだ固いつぼみのままですが、もう目白が…

明けましておめでとうございます。

今、修正会を終えて、庫裏へ戻ってきました。ご近所の大きなお寺では、まだ除夜の鐘が続いているようです・・・もう年は明けてますけど・・・ 今夜は風もなく穏やかだったので、参道にキャンドルライトを灯すことができました。慈雲寺へ赴任してから三回目の…