慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

8月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は8月20日(日)10時より行います。テーマは「お数珠って何でしょう?」です。どなたでもお気軽にご参加くださいませ。

お盆の送り火の後で・・・

お地蔵様の花の水を替えようと墓地へ行きました。ここ数日、雨や曇りの日が続いたせいか、お盆のお墓参りで供えられたお花の多くはまだ綺麗でした。家族を思う気持ちの込められた花が一日でも長く枯れないでいてくれればと思いました。 慈雲寺には小さな墓地…

8月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は8月20日(日曜)です。テーマは「お数珠って何でしょう?」

慈雲寺では、毎月「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っています。慈雲寺は浄土宗の西山派(西山浄土宗)に属していますが、講座の内容は仏教全体に共通する「仏教の考え方、ものの見方」を基本にして行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参…

木魚の音はバイ(バチ)しだい

月参りやお盆の棚経などで、各家のお仏壇の前でお経をあげさせていただきます。 その際は、そこのお宅で使っていらっしゃる仏具、おリンと木魚を使わせていただきます。各家で、おリンも木魚も音色が全く違います。その違いを味わうのも、お参りに行かせてい…

阿弥陀様はいつでも貴方を思っています。

今日のインターネットニュースで、日本で最も豪華な特別列車「四季島号」の事故を読みました。亡くなった方は、線路に横たわっていたと報じられていますから、これは事故ではなく、自殺の可能性が高いように思います。 カナダに住んでいたとき、サンクスギビ…

今年のお盆も門前に蓮の蕾を

今日から慈雲寺ではお盆のお参りが始まりました。慈雲寺は、もともとは檀家の無いお寺です。お墓を置いてくださっている方々の多くも、別のお寺のお檀家さんです。しかし、少しずつお盆のお参りに招いてくださる方が増えてきました。 今日もお墓でお経をあげ…

お盆の前にお花を替える

僧侶は、「自分の物」として許されているのは、托鉢のための鉢と衣だけですから、貧乏は少しも恥ずかしくありません。もちろん、もともと金銭的に貧しいことは恥ずかしことであるはずもないのですが・・・・ でも、暑くなって、仏様や慈雲寺の歴代上人のお墓…

夜の雷鳴

パソコンを開いたら、「雷を伴う暴風雨」という天気予報が出てきました。 遠くで雷鳴がもう聞こえ始めているなぁ・・・と、思っていたら「風神雷神」の絵が目の前に浮かんでくるような雷です。 でも、夜の雷鳴は、それがどれほど激しくても、なんだか物悲し…

長崎原爆の日に

昨夜は本当に美しい満月でした。「満月写経の会」にいらした方々と本堂の縁側にすわって月を眺めていたときに、長崎に二つ目の原爆が落とされた日のことを考えていました。 長崎の原爆というと、私はとても恥ずかしい思い出があります。 私は高校三年生の時…

今夜(8月8日)は満月です。写経にいらっしゃいませんか?

台風が過ぎて、美しい青空が見えています。風も心地よい。 今夜は満月です。 慈雲寺では、毎月の満月の夜、写経の会を行っています。皆さんでゆったりと『般若心経』を読誦した後、写経をいたします。慈雲寺の写経の会はとってもゆるやか・・・ 心経一巻を一…

原爆忌の日に

慈雲寺がある桶狭間から笠寺周辺までの地域では、今日、8月6日にお墓の掃除をし、花を替え、墓前で西瓜を食べる習慣があります。東京育ちの私は、この習わしについて全くしらず、赴任した最初の年には、とても驚いた記憶があります。 しかし、お盆を前にして…

永六輔さんの『大往生』から  (その2)

「お釈迦さまは安らかに大往生ですよね。 大勢の弟子や、動物にも囲まれて・・・・釈迦涅槃図って、おだやかでいい絵です。 あんな死に方、いいなと思います。 比べちゃいけませんけどね、キリストの死に方は痛そうでねェ」 放送作家・作詞家の永六輔さんが…

永六輔さんの『大往生』から  (その1)

「最後を看取ってくれる医者と、葬式をキチンとやってくれる坊主や仲間。これは早めに見つけておくことをおすすめします」永六輔著『大往生』より 書棚を整理していたら、永六輔さんが1994年に出版してベストセラーになった『大往生』という本が出てきま…

8月の「満月写経の会」は8月8日です。どなたでもお気軽にご参加ください。

慈雲寺の本堂には、いつでも気軽に写経をしていただける用意がしてあります。手ぶらでいらしていただけます。書き終わったものは、弘法様にお供えしてください。その後、ご自分でお守りとして身に着けていただけるように、守り袋も用意しています。 また、毎…

尼僧として出家する前に、まず利他を生き方とする仏教徒に!PART2

昨日のブログで、「尼僧として出家したいと考えていらっしゃる方に、まず仏教徒として生きることをお勧めしたい。」と書きました。その続きです。 仏教徒の生き方は「悪いことをやめる。善いことをする。他の人のためになることを率先して行う」が基本です。…

尼僧として出家する前に、まず利他を生き方とする仏教徒に!PART1

このブログは慈雲寺の行事のお知らせや、新米住職として出会ったさまざまな出来事などを書いています。でも、もう一つ大事な目的があります。 それは、尼僧として出家したいと考えている方々に、何かヒントになることを書いていこうというものです。何度か書…

平等院蓮に出会う

先日、ある方にご紹介いただいて、平等院のご住職であられる神居文彰上人にお目にかかることができました。上人は仏教的なターミナルケアの問題に深い造詣をお持ちで、文化財の保護にも数々の先進的な提案をなさっている方です。 お忙しい日々を送られていら…

矍鑠たる尼僧の姿と信仰に触れて -近藤徹稱上人の法話を拝聴しに京都へ Part2

近藤徹稱上人の法話を拝聴しに京都へ出かけたときのお話しの続きです。 私が僧侶になるための修行を始めたときは、私の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)には尼僧を養成する道場は無くなっていました。かつてはここに寄宿舎があったという場所には、すでに何…

8月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は8月20日(日曜)です。テーマは「お数珠って何でしょう?」

今日は7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。曇り空で、気温も少しだけ低かったのですが、やはりむし暑い!それでも30名近くの方が来て下さって「お盆の意義や作法」について、一緒に学んで下さいました。 この講座の準備をすることは、私にとっ…

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は7月23日。テーマは「お盆」です。「お盆」って何でしょう?あらためて、その意味と大切さを考えてみましょう。

このところ、僧侶の友人に会うたびに「お盆が近くなりましたね。お互い体には注意しましょう。」と言い合います。お施餓鬼やお盆で8月は、僧侶にとって檀家さんたちと直接お話しできる良い機会。ですが、檀家さんの多いお寺では、棚経もなかなか体力がいるこ…

矍鑠たる尼僧の姿と信仰に触れて -近藤徹稱上人の法話を拝聴しに京都へーPart1

かつては各宗派に尼僧を養成する専門の道場が幾つもありました。住み込みで、尼僧として生きていくための信仰を深め、智慧を磨き、読経などの研鑽をする場として、非常に貴重なものでした。しかし、今は道場や大きなお寺に住み込んで修行しなくても、僧侶の…

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は7月23日(10時)に行います。テーマは「お盆の意義と作法」です。

慈雲寺では、毎月「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っています。身近なことをテーマに、「仏教ではものごとをこのように見る、考える」という仏教の教えの基本を御一緒に考えていきたいと思っています。 今月のテーマは「お盆の意義と作法」です。仏教は、…

謎のアクセス数上昇は今川義元のおかげでした!

先日から、異様にアクセス数が増えているのを不思議に思っていたのですが、やっぱりテレビが原因だったようです。7月14日に今川義元とその子孫をテーマにしたテレビ番組が放送されたようで、「今川義元 子孫」で検索すると、ヤフーでもグーグルでも、二ペー…

蜂のその後と謎のアクセス数上昇

蜂に刺された事件のその後です。必死にポイズンリムーバーを使って蜂の毒を出したつもりだったのですが、翌日になっても足の腫れは引きませんでした。おまけに、寝ている間に無意識にかきむしったようで、悲惨なことに・・・・仕方がないのでお医者さんへ行…

蜂のテリトリーに侵入したのは私?!

いつも慈雲寺を助けて下さるYさんが、今朝は草引きをして下さいました。私も参加したのは良いのですが、張り切って植え込みの中の雑草を抜こうとしたら、蜂に刺されてしまいました。 慈雲寺に来てから蜂に刺されたのは二度目です。アレルギー体質の私は、ア…

「共謀罪」が施行された日に

今日は久しぶりに映画を見に行きました。今朝の新聞で「共謀罪」の施行の報道を読んで、心がとても重くなったからです。「テロリスト対策で、一般の人は無関係」と政府は説明していますが、「テロリスト」とレッテルを貼れば、思想信条の自由、信仰の自由が…

8月の「満月写経の会」は8月8日です。どなたでもお気軽にご参加ください。

昨夜(7月9日)は満月でした。残念ながら空は雲の覆われていましたが・・・・慈雲寺では、毎月満月の夜、7時半から写経の会をしています。「般若心経」を御一緒に読誦した後、写経をしていただきます。 いろいろなお寺で写経の会がありますが、慈雲寺の写経…

九州の水害被害に思う

九州で豪雨の被害にあわれ、今も危険な状況にいらっしゃる方のことを思い、昨日からニュースから目が離せません。慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)には、九州にもたくさんの所属寺院があります。特に福岡県や大分県のお寺には、私もお説教に行かせ…

慈雲寺には、いつも麦茶と塩飴をご用意しています!

先日、母と電話で話していたら、「外出から戻ったら、なんだか全身がだるくて、ボンヤリしてたのよ~」とノンビリした声で不調を言い出しました。え?!それ脱水症状じゃないか??と、私は大慌て。すぐにポカリスエットなどで水分補給をするようにと叫んで…

人間に生まれることができて、本当に嬉しい!ありがたい・・・

今日、7月3日は、私の誕生日です。まあ、この年になれば「めでたい」というほどのことはありませんが・・・・しかし、人間に生まれることができたのは、本当にありがたいことです。 仏教では、仏の教えを聴くことができるのは、人間と天人だけだと考えられて…

「痔病治癒」の神様の取材へ

楠木はいいなぁ!何十年もカナダで針葉樹ばかり見てきたので、照葉樹林の美しさはいまだに新鮮な驚き。楠木のように樹高が数十メートル以上もあって、空を覆わんばかりに枝を広げている木を見ると、思わず見とれてボーっとしてしまいます。先日、神戸に行っ…

信教の自由と「共謀罪」

先日の教学講習会で、ある講師の方が、「今、政府が無理やり推し進めようとしている憲法改正の動きに無関心であってはならない。」と講義の中で指摘なさいました。 慈雲寺が属する浄土宗西山派は小さな宗派ですし、今まで表立って政治的な意思表明をすること…

テレビもパソコンもラジオもない生活で時間が増えた!

慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の総本山光明寺は、京都市に隣接した長岡京市にあります。23日から今日まで、そこで教学の講習会がありました。 多方面にわたる講義で、とても刺激的な三日間でした。私は開始前夜から本山に泊めていただいたので、…

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は7月23日に行います。テーマは「お盆の意義と作法」です。

今日は6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。40名近くの方がいらしてくださり、遠く岐阜県から来て下さった方もいて、ありがたいことでした。私の父の死をきっかけに考えたことをお話ししたのですが、まだ自分の中で整理がついていないことばかり…

6月18日(日曜)10時より、「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行います。

18日は曇りの予報で、それほど気温も高くなさそうです。慈雲寺の本堂は、風が通り抜け、午前中は真夏でも涼しいですよ。ぜひお気軽にご参加ください。 今月の講座のテーマは「悔いを残さないお別れ」です。仏教では愛する人に出会うことすら「苦」であると考…

死に方に良い、悪いはない

次の日曜日(18日)に行われる「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」では、仏教が「死別」についてどう教えているかについて、お話しをさせていただこうと思っています。 悔いの少ないお別れとはどういうものか・・・どうしたら、できる限り苦しみ少なく、穏やかな…

6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は6月18日(日)に行います。

6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は6月18日の日曜日、朝10時より行います。どなたでもお気軽にご参加いただける会ですので、ぜひおいで下さいませ。 私ごとですが、先月、実父が94歳でお浄土へ旅立ちました。二週間ほどの入院で、痰の吸引以外に…

しばらくは『ブッダが先生』がベッドサイドテーブルの主

北米やヨーロッパのホテルには、必ずと言って良いほど、寝室のベッドわきのテーブルに聖書が置いてあります。 それにヒントを得てでしょうか?お経の現代語訳とその英訳を載せた本をホテルなどに配り、仏教の布教を目指している仏教伝道協会という団体があり…

来月の「満月写経の会」は7月9日、夜7時半からです。

今夜(6月9日)は、きれいな満月でした。慈雲寺では、毎月の満月の夜に写経の会をしています。慈雲寺の本堂では、いつでも手ぶらでいらして写経をしていただけるように用意がしてありますが、月に一度、皆で集まって満月の美しさを楽しみながら、写経をしよ…

僧侶の資質の第一は「感受性」?

明日(あ、もう今日になってしまいました)は、本山で布教師の研修会があります。泊まり込みで丸一日、じっくりと教学から布教のコツ、実演などを学びます。 慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)では、ここ数年、「僧侶の資質の向上」ということに特に…

「終活」の第一歩は葬儀屋さんではなく、お寺へ

就職活動から始まった言葉だと思うのですが、このごろ色々なものに「活」をつけて語られています。「婚活」とか「妊活」・・・今、「にんかつ」を文字変換したら一発で「妊活」と変換されました。すでに確立された言葉??? 婚活、妊活と続いたら、どうやら…

父の「偲ぶ会」を終えて・・・ブログ更新を再開します。

たった今、東京から戻ってきました。今日は父の供養のために、近しい親戚が集まって父を「偲ぶ会」をしたのです。 以前のブログにも書きましたように、父は30年も前に献体を決めていて、亡くなってすぐ慈恵医大の方が引き取って下さいました。遺骨が戻ってく…

来月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は6月18日(日曜)に行います。

今日は(あ、もう夜中を過ぎたので昨日ですね)、5月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行いました。40名近くの方がおいで下さり、仏舎利の歴史や信仰についてお話しさせていただきました。名古屋へ赴任して3年以上になりましたが、仏舎利を祀っている日泰…

5月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のお知らせと慈雲寺へのアクセス

5月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は5月28日(日曜)10時より行います。 テーマは「仏舎利とその信仰」です。仏舎利とは、お釈迦様のご遺骨のことです。お釈迦様が亡くなられた後、その御遺骨は細かく分骨され、さまざまな場所に運ばれました。仏舎利を祀…

父を看取る

しばらく、このブログを更新していなかったので、「体調でも悪いのですか?」というメールを友人からいただきました。御心配をおかけしてすみません。 実は、先週、父が亡くなりました。入院していたのは2週間ほどで、ほぼ最後まで意識があり、私たちの声も…

生きる目的は思いやり - 利他という生き方

今日のお釈迦さまのお言葉 善いことをした人は、この世で喜び 来世で喜び 二つの世で喜ぶ 自分の行いの清らかなことを見て 彼は喜び 彼は楽しむ (法句経より) ダライラマ猊下の本を読んでいると、しばしば出てくるのが「思いやり」という言葉です。猊下は…

突然の御喜捨に動揺してしまいました・・・恥ずかしい・・・

五月になりました。気持ちの良い初夏の風! 昨日は岐阜の立政寺という格式の高いお寺に説教師としてお招きいただきました。布教をさせていただくのは、僧侶の修行。どのお寺に呼んでいただいても、同じようにありがたいことです。でも・・・やはり、なんだか…

安易な道を選んだら山道を10キロあるくことに!

昨日、一昨日と吉野へ行ってきました。金峯山寺の蔵王権現さまの特別御開帳を拝みにでかけたのです。予想をはるかに超える迫力。まさに「憤怒」という言葉がそのまま巨大化したようなお姿です。お釈迦様がこんなお姿に変化して私たちの苦しみを蹴散らしてく…

慈雲寺で「仏舎利」が発見されました!!

先日、弘法大師様の御正当だったので、お大師様の御像のお身拭いをさせていただきました。お像を壇からおろし、お参りの方々と御一緒に御像を磨いたのです。すると!とても不思議なことが起きました。 お大師様をお祀りしていた壇の後ろから高さ5センチほど…

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は23日10時より。テーマは「仏教の教える‟生きがい”について考える」です。

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、仏教が人の‟生きがい”や生きる目的というものをどう教えているのかを改めて学んでみましょう。 私たちは、長い間、輪廻を繰り返し、今、ようやく人間に生まれました。この稀有の機会をどう生かしていくのか、また、…

如実知自心 -弘法大師のお言葉ー

今日は弘法大師の御正当日(旧暦の3月21日)でした。昨年から、御正当日には慈雲寺にお祀りしてあるお大師さまの御像を床に降ろし、参拝の方々にお身拭いをしていただいています。 今日も10名ほどの方がお参りに来てくださり、さまざまな思いを込めてお身拭…