慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、8月22日(日)10時からです。テーマはお彼岸にちなんで「彼岸(お浄土)ってどんなところ?」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

今月の満月写経の会は9月14日(夜7時半より)です。どなたでもお気軽にご参加下さい。

今夜は中秋の名月のはずですが、朝からどんより曇っています。薄雲越しのお月さまも素敵なので、このまま雲が薄くなってくれるのを祈っています。 さて「中秋の名月」とは、旧暦の秋(7月から9月)の丁度真ん中の日といういみだそうで、実は満月ではありま…

移り変わるもの、壊れるものは苦である

英語を忘れたくなくて・・・というのを言い訳に・・・インターネットでアメリカのテレビ番組を見ることができるサイトと契約しました。一か月1000円ほどですが、私の贅沢の一つです。 ここ数日、なんだかいろいろとくたびれてしまい、少しぼんやりと過ごした…

不許葷酒入山・・・慈雲寺は大丈夫?

禅宗などのお寺へ行くと、山門の前に「不許葷酒入山門」と刻まれた大きな石碑が建てられていることが良くあります。 僧侶の修行の妨げになるような酒や、香りが強く、精力が付くような食べ物(大蒜のことかしらん?)は、境内に入ることを許さないという意味…

9月の慈雲寺の行事

今年は、輪郭のくっきりした夏らしい雲がなかなか現れなかったなぁ・・・と思っていたら、今日は落日の直前に、とてもきれいな入道雲が湧き出していました。夏の最後のプレゼントでしょうか? さて、9月になりました。慈雲寺では毎月恒例になっている写経や…

「いじめはダメ」だけでは、いじめはなくならない

今朝の新聞に元大リーガーの松井秀喜さんや元サッカー日本代表の井原正巳さんらいじめ撲滅を訴える動画をYouTubeで発信。松井氏は「人をいじめるのは一番やっちゃいけないこと」、「一方的に弱いものをじめる、そんなダサいことはない」と語りかけているそう…

9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は9月22日です、

今日は「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。過ごしやすい・・・というにはまだまだ暑い日でしたが、本堂の両側を開け放つと心地良い風が何度も通り過ぎていきました。 今月の話題は「戒名」についてですが、私の思いが十分に整理できていなくて、わか…

葬儀の意義について改めて考える&尼僧と学ぶやさしい仏教講座のお知らせ

今週は東京へ行き、エンディング産業展のセミナーを受講してきました。この催しは、霊柩車からペット用の骨壺まで、葬儀に関連したさまざまな業者が参加する見本市です。 二万人以上の人がやってくるそうで、僧侶らしい坊主頭の人もチラホラ。興味深いセミナ…

一日に六回は「死の危険」に晒されている!?

お盆の行事が一段落して、今日は仏花の手入れとメダカのお世話以外には、ボンヤリと過ごしていました。 阿弥陀様や弘法様、お地蔵様にお供えする花は、夏の間はすぐに元気がなくなってしまいます。こまめに水を入れ替えてあげれば、もう一日か二日は持っただ…

盆供養を終えて

桶狭間周辺は、まだ旧暦でお盆の行事をする家が多いので、八月は僧侶たちは大忙しです。慈雲寺は特殊なお寺で、古い意味での檀家が無いので、八月でも棚経にあちこちへお参りに行くということはありません。 しかし、ご近所のお寺のお施餓鬼に役僧として呼ん…

長崎の原爆犠牲者を悼む

上の写真はネットで見つけた長崎の原爆の時の写真です。今日の桶狭間のように暑い日だったようですね。 7万4000人以上の方が犠牲になったと新聞で知りました。今朝の勤行の時に、広島の犠牲者の方と共にご供養させていただきました。 40年以上前に週刊朝日の…

上質の人生・・・か??

先日、慈雲寺のポストに「Quality Life」というタイトルの冊子が入っていました。どういう意味のタイトルか、ちょっとわかりにくい。「上質の人生」とでも訳しましょうか? 冊子の中身は広告です。その組み合わせがなんとも興味深いものでした。表紙は外国の…

8月の慈雲寺の行事のお知らせ

8月に入りました。名古屋周辺は「酷暑」という言葉を使いたくなるような暑さの日々が続いています。あとたっぷり二か月は・・・・青々とした稲を見ていると夏の強い日差しも必要なのだろうとは思いますし、僧侶が天気についてあれこれ言うのも・・・でも、庫…

京都アニメーションの犠牲者を悼む

昨日、ようやく10日分ほどの新聞をゆっくり読み直すことができました。今回の選挙の結果には、いろいろと考えさせられるものがあったので、「後でゆっくり」と思っていたら山のようになってしまったというわけです。 最近のニュースで最も心が痛んだのは京都…

蚊とメダカに餌を与えただけの一日

お地蔵さまの花替えをしようと夕方、地蔵堂へ行きました。暑さでボーっとしてたせいか(いや、ボーっとしているのは一年中なんですが・・・)、素足、半そで・・と、まったく無防備状態でフラフラ境内を横切ったら、アッと言う間もなく十か所ぐらい刺されて…

怠け者尼入道大車輪!

蒸し暑いですね。まずは北極海に浮かぶ氷山でいっぷくして下さい。 慈雲寺では毎月一回、「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」というのを行っています。冷暖房設備のない本堂に集まっていただくのは申し訳ないのですが、おかげ様で夏も冬も休みなく続けることがで…

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は21日です。(慈雲寺へのアクセス)

お知らせが大変遅くなり、申し訳ありません。 7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は21日(日曜日)、朝10時より行います。 テーマは「お盆の意義とその迎え方」です。祖先を大切にする日本の美しい宗教慣習の一つであるお盆の歴史を振り返り、この伝…

17日は満月です。お月見を兼ねて写経・写仏をなさいませんか?

慈雲寺では、毎月満月の夜にお月見を兼ねた写経・写仏の会を行っています。慈雲寺の境内は広くはありませんが、本堂の縁側からは、月が夜空を動いていく様子をゆったりと眺めることができます。 写経は字の上手下手は全く関係ありません。阿弥陀様のお慈悲を…

メダカの里親募集中

このところ、ずっとペットの供養について考えています。 友人の僧侶とその話題で話をしていた時、私が「今、ペットを飼っていないから、いまひとつ現実味がわかないのかも・・・」と言うと、「何言ってるんだ。圓阿さんは何百匹もペット飼っているじゃないか…

ペットと人間の合祀について Part2 「皆蒙解脱」について考えてみました

いつも鋭いご指摘や、優しいアドバイスをくださる「ももはな」さんが、NHKのニュースで取り上げられたペットと人間の合祀について教えてくださいました。そのニュースがこれ→ https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/07/0708.html とても興味深いことです…

ペットと飼い主が同じお墓に?

このブログを読んで下さって、時々するどいコメントを残して下さる「ももはな」さんが、 ”そうそう!住職って、動物と人間が一緒に埋葬される事をどう思いますか?” というコメントを残して下さいました。 先日、大阪のあるお寺を訪ねたところ、墓地にペット…

出家したのに「家」の名前?

先日、「お坊さん同士はどんな名前で呼び合うのですか?」という質問を受けました。 僧侶も在家の方と同じように、田中さんとか山田さんとか呼び合うのですが、私は以前からこのことに違和感がありました。 「出家」して「家」から出ているのに、家の名前で…

證空と道元という兄弟 Part3

だいぶ間が空いてしまいましたが、證空と道元という不思議な縁で結ばれた「兄弟」のお話を続けます。Part1とPart2は、下の「関連記事」のリストをご覧ください。 慈雲寺の属する浄土宗西山派の宗祖は法然房源空上人(法然上人)で、西山派の流祖(派祖)は善…

7月の慈雲寺の行事とお知らせ

皆さま、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。軽い熱中症ですっかりへたばっておりましたが、何とか回復しました・・・と思ったら、台所のシンクの下のパイプから水漏れ・・・悩みは続くよどこまでもという感じです。」 なんて、僧侶は愚痴を言っては…

髪の毛の偉大さを知る・・・熱中症にご用心

しばらくブログを書く元気がありませんでした。新米新聞記者のあわただしさ、本山での説教師の研修会などなど・・次々に行事があって大分疲れていたようです。 陽射しの強い暑い日が続いたこと、寝不足、そしてお腹の調子が悪く・・・どうも最悪のコンビネー…

6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のお知らせと慈雲寺へのアクセス

上の写真に写っているのは、浄土系の宗派で重要視されている「浄土三部経」と呼ばれる経巻です。 お経とはいったい何なのでしょう? 宗教には「聖典」が欠かせませんが、キリスト教の聖書やイスラム教のコーランと、仏教の経典は大きな違いがあります。仏教…

満月写経・写仏の会のお誘い

上の写真はネットの無料画像からおかりしました。京都のお寺でしょうか? 天気予報によれば、明日の名古屋は良いお天気のようです。慈雲寺には五重塔はありませんが、本堂の縁側からきっと綺麗なお月さまが見えることでしょう。 慈雲寺では、毎月、満月の夜…

證空と道元という兄弟 Part2

上の家紋は、「久我竜胆」と呼ばれているもので、村上源氏の総本家の家紋として知られています。 実は、この久我竜胆は、曹洞宗でも浄土宗西山派でも宗門の紋として使われています。これは、曹洞宗を開いた道元禅師(以下道元)も、浄土宗西山派の流祖證空上…

証空と道元という兄弟 Part1

先日、曹洞宗の本山である総持寺で数日を過ごすという、素晴らしい体験をさせていただきました。総持寺の僧侶の方々とお話する機会もあったのですが、「御存じかとは思いますが、道元さまと、うちの宗派の流祖証空さまは、兄弟なんですよぉ。」と聞いてみて…

証空と道元という兄弟 Part1

先日、曹洞宗の本山である総持寺で数日を過ごすという、素晴らしい体験をさせていただきました。総持寺の僧侶の方々とお話する機会もあったのですが、「御存じかとは思いますが、道元さまと、うちの宗派の流祖証空さまは、兄弟なんですよぉ。」と聞いてみて…

お月参りの良さをお伝えするには?

慈雲寺には伝統的な意味での「檀家」はありません。境内に墓地もありますが、ほとんどの家は、他のお寺の檀家さんです。しかし、「村の庵主さん」の習わしから、大きなお寺の代役として、さまざまなお宅に月参りに行く習慣が長い間続きていました。 今は、お…