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慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月23日(日曜)10時より行います。テーマは「仏教の教える”生きがい”について考える」です。

トランプ大統領の就任演説を聞きながら、お大師様のご縁日の準備

弘法大師のお言葉 「大辨は訥なるが若く 大智は愚なるが若し」 心を動かす語りは訥々としていて、真実の智慧は愚かに見えるものです。 今日は1月の21日、お大師さまのご縁日でした。慈雲寺にも弘法大師さまをお祀りしているのですが、年に三回だけ四国八十八…

21日は弘法大師のお縁日です。四国八十八ヶ所のお砂踏みをしていただけます。

毎月21日は弘法大師のお縁日です。慈雲寺は浄土宗西山派(西山浄土宗)に属していますが、桶狭間周辺は江戸時代からお大師信仰の篤いエリアです。知多半島には「知多四国」の巡礼路もあるほど。 慈雲寺にも、ご縁があってお大師様のお像をお祀りしています。…

恵方巻を食べる人が六割越え?!豆まきは減っているのに??

先ほど、お医者さんへ持病の薬を処方していただきに行ったとき、ぼんやりと待合室のテレビを眺めていたら、「恵方巻を食べるといる人が一昨年の61%から去年は63%に増えた。」という話をしていました。名古屋のローカル局の番組なので、名古屋周辺のこ…

盆梅に気を取られえて蝋梅を見逃してしまいました。

私は花の中でも蝋梅がとりわけ好きです。花の少ない時期に健気に咲いてくれるし、半透明の黄色の花弁もたおやかで美しい。その香りも心にゆっくりしみ込むようです。 慈雲寺に赴任したとき、庭の一角に隠れるように蝋梅の木があるのを見つけたときは本当に嬉…

「悪気はない」は免罪符ではありません

外は今年初めての雪です。朝の英会話早起き会をやっているうちにチラチラと舞い降りてきました。途切れなく降っていても昼間は積もりそうになかったのですが、夜になると気温もマイナスになり、境内は雪化粧を始めました。 先日、知り合いのAさんと話してい…

生きることは苦しみを伴う。しかし、仏の教えを聞く稀有な機会も・・・

仏教の教えの根本には、「生きることは苦しみを伴う」という深い認識があります。私たちは苦しみ多い生を歩んでいるというのです。しかし、仏教は人の命を「得難いもの」と肯定的にとらえています。 仏教も古代インドに広くいきわたっていた「輪廻転生」の思…

他人を貶めることで、自分を「上げる」ことはできない。

「侮辱は侮辱を招く。暴力は暴力を引き起こす。有力者が自らの地位を悪用して他者をいじめれば、私たち全員にとって負けになります」 ゴールデン・グローブ賞の授賞式での、メリル・ストリープの言葉です。 メリル・ストリープの発言は、トランプ次期大統領…

二分の一成人式と二分の三成人式?!

もともと成人式というものにあまり興味がなかったせいか、成人の日が過ぎていたことに今日気が付きました。お寺の日常からすると、土日、祝日があまり関係ないので、忘れてしまうことが時々あるのです。 私が成人式に興味がないのは、人がいつ大人になるかは…

再び日記を書き始めました

年の始めですから、いろいろと「今年の決意」などを考えていました。でも、年が明けて数日しかたたないのに、もう挫折して我ながら呆れるもの多数。でも、日記の再開はなんとか続いています。 私は旅行ライターの仕事を始めてからずっと日記をつけていました…

1月の満月写経の会は12日です。

今日は一日中とても寒い日でした。雨もしとしと・・・今年から、毎日散歩に行こうと張り切っていたのに、出鼻をくじかれました。冬の長いカナダでは「モールウォーキング」という言葉があります。ショッピングモールの中を歩いて運動するというものです。慈…

本当に大切なものをつい粗末に扱ってしまう

お釈迦さまのお言葉 「ことばが怒りを放つのを抑えなさい ことばをしっかり抑制しなさい ことばによる悪い行いを捨て ことばによって善い行いを修めなさい」(法句経より) 先日、哀しい話を聞きました。いつも介護してくれる同居のお嫁さん(Aさん)のこと…

忘却は罪である

お釈迦さまのお言葉 「すべての者は暴力に怯え すべての者に命はいとしい わが身にひき比べて 殺してはならない 殺させてはならない」(法句経より) 今朝の朝日新聞に衝撃的な広告が出ていました。左側の一面には真珠湾を攻撃する日本の戦闘機の写真、右側…

トイレが結んで下さったご縁

温かで穏やかな三が日でした。慈雲寺にお墓を持っていて下さる方々の多くは、年末にお墓をきれいにお掃除し、年が明けると、またすぐにお墓参りをなさいます。墓地にきれいな花が並んでいる姿はとても嬉しい風景です。 本堂にあがって阿弥陀様に手を合わせて…

初梅、初目白で幸せなお正月

お釈迦様のお言葉 「われらは何物も所有せず、安楽に生きていこう。 われらは光輝く神々のように 歓喜を食む者となろう」(法句経より) 玄関の扉を開けたら、入り口に置いた鉢の梅が咲いていました。植木の方の梅はまだ固いつぼみのままですが、もう目白が…

明けましておめでとうございます。

今、修正会を終えて、庫裏へ戻ってきました。ご近所の大きなお寺では、まだ除夜の鐘が続いているようです・・・もう年は明けてますけど・・・ 今夜は風もなく穏やかだったので、参道にキャンドルライトを灯すことができました。慈雲寺へ赴任してから三回目の…

一年を締めくくり、新な年を静かなお寺で迎えませんか?修正会は深夜11時50分からです。

熱田神宮を始め、名古屋周辺にも初詣で大賑わいの社寺はたくさんあることでしょう。 しかし、慈雲寺は静かな年の瀬を迎えています。初詣においでになる方も多くはないと思いますので、本堂や境内の掃除をEさんに助けていただきながら少ししただけで、特別な…

美味しく食べることより写真を撮ることの方が大事?!

このところ、テレビをつけながら部屋の片づけをしています。黙々とやっていると何だか哀しくなってしまうので・・・・昼間の番組でよく出てくるのが、いわゆる「行列のできる店」の紹介。長時間待って、ようやくお目当ての料理が出てきたのに、すぐ食べ始め…

弘法大師のお言葉

弘法大師空海のお言葉 「衆生の解脱せざるは、 ただ名利を貪るによる。 己の心を他に従へんと欲はず ただ他を己に従へんと欲う。」 慈雲寺は浄土宗の西山派(西山浄土宗)に属しています。当然、御本尊は阿弥陀如来なのですが、脇壇には弘法大師空海さまのお…

祥月命日はお寺へお参りしてはいかがでしょう?

先日、Tさんご夫婦が慈雲寺を訪ねてくださいました。 「今日は母の祥月命日なのですが、もし庵主様にお時間があるなら、お経をあげてくださいませんか?」とおっしゃいます。 Tさんは、昨日、急にお母さまの命日のことを思い出し、天気が良いので散歩がてら…

映像は、時の流れを時には「残酷」に映し出す

今日の「お釈迦様の言葉」 この世は泡沫のごとしと見よ この世は陽炎のごとしと見よ このように世を見る人を 死王が見つけることはない (法句経より) このごろ、huluというインターネットの有料番組を契約しました。英語を忘れないように、アメリカや英国…

一年の締めくくりをお寺で過ごしませんか?修正会のおさそい。

お釈迦さまのお言葉 「重い荷物を捨てた後には、荷物をさらに引き受けることは最上の苦しみである。 荷物を投げ捨てることは楽しい。」(ウダーナヴァルガより) もう2016年もあと一週間となりました。一年のうちに心に背負ってしまった、さまざまな「荷物」…

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は12月25日です。どなたでもお気軽においで下さいませ。

旧暦の12月8日(太陽暦では29年1月5日)は「成道会」といって、お釈迦様が菩提樹の下でお悟りを開かれた日とされています。仏教徒にとって、一年で最も大切な日の一つでしょう。 12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは成道会にちなんで、「お釈迦…

最後まで知的好奇心を失わなかった百歳翁を送る

先日、Sさんのお父様が亡くなられて葬儀を勤めさせていただきました。御尊父は百歳を超える高齢でしたが、最後までしっかりしておられ、一年ほど前にお会いした時に、私が「子供たちに英語を教えている」とお話ししたら、「僕も習いたいなぁ。一人で歩いて来…

輪になってお茶を飲みながらお話しするのが嬉しい

今日は21日で弘法大師の御縁日。「終い弘法」の日なので、慈雲寺では四国八十八ヶ所から集めたお砂を踏んでご縁を結んでいただくことにしました。 10時から短い法要をして、弘法大師が遣唐使として唐に渡るぐらいまでのお話しをしました。おいでになったのは…

21日の「終い弘法」と四国八十八ヶ所のお砂ふみ、25日の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のお知らせ。+慈雲寺へのアクセス。

12月21日は弘法大師の御縁日です。12月は「終い弘法」と呼ばれて、特に御利益があると言われています。慈雲寺では、この「終い弘法」と、1月の「初弘法」、そして旧暦3月21日の御正当日の年3回、四国八十八ヶ所のお砂ふみをしていただけます。 21日の10時か…

"お掃除菩薩”さまが水漏れも直してくれました!!

前回のこのブログの記事は、水漏れのピチャーン・・ポタポタという音が超絶苦手な私が、台所の水漏れに気が付いてパニックになってしまったお話しを書きました。 そのことを慈雲寺にホームステイ中のカナダ人Vさんに愚痴ったところ、「水道屋さんを呼ぶのは…

水道の水漏れで「平常心」を失う・・・情けな過ぎる

¥ 今朝、仏様へ差し上げるお水を用意しようと台所へ行くと、ポツーン・ポツーンと音がします。水道から水が少しずつ漏れているのです。 実は私はこの「ポツーン・ポツーン」が大の苦手です。雨のように不規則に聞こえるなら良いのですが、規則的に一つの音…

21日は弘法大師さまの御縁日。お砂踏みでご縁を結んでくださいませ。

朝、本堂の扉を開けて戻ったら、気温は2度でした。なかなか渋い数値ですね(笑) 「カナダに住んでいたのなら、このぐらいの寒さなんでもないでしょう?」とよく聞かれますが、私が暮らしていたバンクーバーは暖流が流れる海辺なので、それほど寒くはなりま…

「五蘊」の説明に悩む

毎月、満月の夜に写経の会をすることにしています。今月は14日が満月です・・・う~ん、でも何だか今月もお月様は出てきそうにない。満月の写経会を始めてから、今月で三回目ですが、まだ一度も満月が登場しない。明日はなんとか、少しでも顔を出してくれる…

今年の漢字は「金」!???

今朝、寝ぼけ眼でパソコンを開いたら、最初に目に入ったのが「今年の漢字は『金』」というニュース。清水寺の貫主さまが墨痕あざやかに「金」の文字を書いていらっしゃいました。 「今年の漢字」は漢字能力検定協会の公募で決まるそうですが、「なぜ『金』な…

満月の夜(12月14日)は写経においでになりませんか?

毎月、満月の夜7時半から写経の会をしています。お月様の柔らかな光は、しばしば阿弥陀仏のお慈悲に例えられています。月光をたっぷり浴びて心をほぐしながら、『般若心経』や「南無阿弥陀仏」のお名号の写経をいたしましょう。 今月の満月は14日です。 慈雲…

思い切ることで心もスッキリ!

仏教では、人間の苦しみの根本的な原因として「執着」に注目します。わだかまり、しがみつく心から解き放たれる智慧を仏様はお示しになったのです。もちろん、そう簡単に執着から自由になるわけにはいかないのですが・・・・無暗なこだわりの心が起きてきた…

枕経のときこそ、逝く人にも残された人にとっても仏の光が届く(枕経についてPart 3)

生前に葬儀の手配をしておきたい・・・という方が増えているようです。自分らしい葬儀をしたいという方もいらっしゃるでしょうし、「生前に予約した方が割安です」という葬儀場の広告に興味をもってという方など、理由はいろいろかと思います。しかし、葬儀…

普段からお坊さんと仲良くしておくのが、「お値打ち葬儀」への近道(枕経について Part2)

残された家族への「負担」を軽くするために、生前から葬儀の手配をしておきたい・・・と希望されている方は少なくないでしょう。そんな気持ちをグイっとつかむのが毎週のように新聞についてくる葬儀場の折り込み広告です。 しかし、葬儀が亡くなった方への供…

良き葬儀のカギは「枕経」です。(枕経についてPart 1)

新聞を開くたびにどこかの葬儀場の宣伝チラシが入っています。「早割!」とか「今お申込みの方に蟹一杯プレゼント」など、少々理解に苦しむ(??)ようなコピーが踊っています。ポイントは値段のようです。 もちろん、葬儀にも「お値打ち」を求めるのは当然…

月参りの喜び

月参りとは、毎月一度、信徒さまの御自宅へうかがい、お仏壇でお経をあげさせていただくことです。月参りの慣習が全くない地方もあるようですし、お寺によっては月参りをしないというところも多いようです。 お月参りの慣習のある地方でも、だんだん月参りを…

御本山参拝に行ってきました!

慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の総本山である光明寺は、京都の西山の山麓に広がっています。150年前から植えられた楓が参道の両側を覆うように枝を伸ばしているので、紅葉のトンネルができることで有名です。 この紅葉を楽しみつつ、御本山の…

団参の準備でなんだかウキウキ!

「団参」というのは、団体参拝のことです。宗派の本山や宗祖にゆかりの寺院や遺跡などを檀信徒が集まって一緒に参拝するのです。 私は「どこかのお寺の住職になることがあったら、檀信徒の方々と団参に行ってみたいなぁ・・・」となんとなくあこがれるような…

12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「お釈迦様のお悟り」についてです。

今日は「尼僧と学ぶやさいい仏教講座」の日で、40人近くの方々が参加してくださいました。慈雲寺の本堂は十分な暖房がないので、寒いのを我慢しながらお話しを聞いてくださって本当にありがたく思っています。 次回の講座は12月25日の日曜日、10時より行いま…

「空」について考える・・・手ごわい!(+慈雲寺へのアクセスのご案内)

11月27日の日曜日、10時から「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行います。毎月、仏教の基礎知識を御一緒に学んでいきましょうというもので、「講座」というより「お話しの会」です。 今回のテーマは「般若心経入門」のパート2です。前回はこのお経の歴史的背…

福岡へ巡教に

巡教というのは、慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)のトップに立つ御法主の「おことば」を末寺の檀信徒の方々にお伝えする使者として幾つかの寺院を巡ってお説教を行うことです。 巡教に呼ばれるということは、説教師としてとても大切なお役ですから…

11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「般若心経入門その2」です。

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は11月27日の10時より行います。 テーマは先月に続き、『般若心経』の基礎を御一緒に学びましょう。 『般若心経』は、最もよく知られている経典の一つです。耳なし芳一の体に和尚さんが書き込んでくれたのもこの経文。…

ハラールの玄米茶ティーバッグ

先日、出張したときに泊まったビジネスホテルでの出来事です。部屋に供えられた玄米茶のティーバッグの袋の裏を何気なく見たら、日本イスラーム文化センターのHALAL認定証が印刷されていました。このお茶がハラールであることを認定した印です。 ハラール(…

ご詠歌に聞きほれる

ご詠歌は、仏教の教えや功徳、人間の命のはかなさや無常を七五調に詠んだものに旋律を付けて歌うものです。日本では平安時代から伝わる仏教芸能の代表的なものの一つです。 真言宗や臨済宗の寺院ではよく詠われているようですが、慈雲寺の属する浄土宗の西山…

往く人の母は埋もれぬ日の丸に (作 井上白文地)

タイトルの俳句は、1940年代、日本が第二次大戦になだれ込もうとしているとき、それに抵抗して白文地が詠んだものです。 「駆け付け警護」を容認する閣議決定が行われたという記事を読んで、思い出した情景があります。先日、新幹線に乗っていたとき、ホーム…

巡教のお説教の準備(その2)

先日から巡教のお説教の準備をしています。お話しする通りの原稿をいったん書き、それを何度も声に出して読み、時間を確認します。 いったん頭に入ったら、お経や書物からの引用文、人名、年号など、間違えてはいけないものだけを話の流れに合わせてメモ書き…

巡教のお説教の準備 (その1)

今年は九州に巡教に行かせていただけることになりました。この「巡教」というのは、慈雲寺が属する、浄土宗西山派(西山浄土宗)の御法主が毎年お正月に発表なさる「お言葉」を末寺の檀信徒の皆様にお伝えする役割です。その「お言葉」を基にしてお説教を組…

お月様は現れなかったけれど、綺麗な尼僧様登場!

昨夜は、厚い雲の上に私が生まれてから一番大きなお月様が輝いていたはずです。せっかく、その月光を浴びてお写経を・・・・と思ったのですが、残念!! でも、『般若心経』の御利益はたっぷり現れましたよ!可愛らしいお子さんを連れたご家族。ご近所の御婦…

明日はエクストリーム・スーパームーンの巨大満月。写経にいらっしゃいませんか?

明日、14日は特に巨大な満月が現れるというエクストリーム・スーパー・ムーンです。毎月、満月の夜、7時半から写経の会をしています。お月様の輝きは、しばしば阿弥陀様のお慈悲の光に例えられています。月を眺めて心をゆったりさせて、写経をしてみましょう…

ご尊講を聞かせていただきに本山へ

慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の総本山は、京都の西山にあります。一昨日から、この本山で住職の研修会がありました。この研修会は主として住職になったばかり、もしくはこれから住職になる僧侶を対象に、西山浄土宗の僧侶としての総合的な資質…