慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

11月29日、紅葉の美しい光明寺へご一緒にお参りしませんか?

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 今日の写真は、慈雲寺の属する浄土宗西山派西山浄土宗)の総本山光明寺の勅使門周辺の紅葉です。

 光明寺は京都の西山にあります。清水寺などのならぶ東山から京都市内を挟んで、ちょうど反対側に連なる山並みです。この中腹に光明寺の境内が広がっています。

 光明寺はJRの「そうだ 京都行こう」のCMにも取り上げられた紅葉の名所です。JRで大々的に宣伝されてから、京都の「隠れた名所」として注目され(あまり隠れてもいないのですが・・・・)るようになりました。しかし、交通の便があまり良くないし、周辺に駐車場もないので、京都市内の紅葉の名所に比べると、まだまだ静かな雰囲気の中で紅葉を愛でることができます。

 光明寺は日本に「南無阿弥陀仏」のお念仏の教えを確立した、法然源空上人(法然上人)が、初めて一般人にお念仏の教えを説いた地であり、法然上人の御本廟(お墓)をお守りしているお寺でもあります。阿弥陀仏の深い慈悲にそのまま包まれているような心地になることでしょう。

 また、樹齢100年を超える楓の木々が参道の両側から大きく枝を伸ばして「紅葉のトンネル」を作る紅葉参道もぜひ歩いてみたい風景です。

光明寺への参詣は11月29日8時半の出発です。バスは慈雲寺のすぐ近くから出発します。会費は1万円で昼食がつきます。

 また光明寺の他、同じく西山の紅葉の名所、柳谷観音にもお参りします。この観音さまは、目の病に大きな功徳があるとして、平安時代から深い信仰を集めています。

 どなたでもご参加いただけますので、ぜひ慈雲寺までお早目にご連絡ください。