慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

慈雲寺は今、子供たちの声がいっぱい!

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 昨日から、小学生の高学年から中学1年生ぐらいの子供たち30名が慈雲寺に泊まっています。青年僧の人たち(と言っても、40歳を越えてる人もたくさんいます)が子供たちのために企画する修養会の会所(えしょ=会場)に今年は慈雲寺が立候補したのです。

 30日の午後には10名ほどの僧が準備にやってきました。本山や自分のお寺で掃除慣れ(?)した人たちですから、「貴方たちが使いやすいように、何でも移動して良いし、明らかにゴミならどんどん処分してください。」とこちらからお願いしたら、みるみるうちに本堂や庫裏が片付いていきました。すごい!・・・と、喜んでいたら仲良しのお坊さんが「嬉しい!なんてはしゃいでる場合じゃないよぉ。『掃除が行き届かなくて、皆さんに余計な手間をおかけしました。ごめんなさい』って言うとこでしょ?」と怒られちゃいました。うーん、お説まことにごもっともではありますが、一人では動かせない古い家具などを動かして倉庫に運んでいただくのは、やはりとっても嬉しい。

 この修養会に参加している子供たちは、みなおとなしくて素直。お寺の子供たちが多いかしら???賢そうな美人の子供もいます。これをきっかけに将来尼僧になろうという人がいないかなぁ。こんなヘッポコな姿を見られては弟子になってくれる人を探すのは無理かな??

・今日は雨、青空が恋しくて、ウズベキスタンサマルカンドにあるカラン・モスクの写真を選んでみました。