慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

8月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は8月20日(日)10時より行います。テーマは「お数珠って何でしょう?」です。どなたでもお気軽にご参加くださいませ。

法事のお食事はお寺の客殿で

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 先日、ある方の十三回忌の法要を慈雲寺で勤めさせていただきました。私は慈雲寺に赴任して、まだ一年と少しですが、その間にいくつかの法事を勤めさせていただきました。法事の後には、ご親戚の方々が集まってお食事をなさるのが慣習になっています。この場合、法事を勤めた僧侶も一緒に食事をさせていただくのですが、ご招待いただけないときもありました。慣習をご存じないのか・・・それとも???

 「お忙しい庵主をお呼びするのは、かえってご負担をおかけするのでは?」と気遣ってくださる方もありました。いえいえ、このような席に呼んでいただき、皆さまとお話しできるのは僧侶としてとても大切な経験です。ただ、親戚同士の内輪のお話しというのもあるでしょうから、私は食事が終わったら、さっさと帰るというのが良いのかも??

 先日の法要では、慈雲寺の客殿に仕出しのお弁当を配達してもらい、参列者15人の方々とご一緒しました。準備も万端とはいかず、レストランに行った方が施主さん側は楽だったかもしれません。しかし、法事が終わってすぐ、客殿に移動して食事というのは、故人を偲ぶ思いがそのまま持続されて、とても良い雰囲気になるものだと思いました。

 しかし、ここでも「中座」の問題が発生。私が「後は皆さまでごゆっくり」と申し上げて中座しようとしたのですが・・・施主さんたちは「そろそろおひらきに」というサインと思われてしまったみたいです。

 う~~ん・・・なんかうまい方法はないかなぁ。

 ここにも何度も書きましたが、お寺はコミュニティの役に立つためにあるものです。法事の後の食事に客殿を使っていただけるのは、とても嬉しいことです。それだけではなく、何かのお稽古や地域の会合、発表会、ミニコンサートなどにも、ぜひ慈雲寺を使ってください。お寺の本堂は独特の音響効果があり、どのような音楽も新鮮な驚きがあります。また、境内でフリーマーケットなどを企画してくださる方も歓迎です。

・今日の写真は、慈雲寺の属する西山浄土宗の総本山、光明寺の中にある茶室の庭です。初夏のころがとてもさわやかで美しい庭です。