慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は12月17日10時より行います。テーマは「廃仏毀釈とは何だったのか」です。どなたでもお気軽にご参加ください。

お気に入りの絵がすぐそばに!

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 今日はお世話になっている寺院の先代さまの法事がありました。地図で見ると、すぐ近くに名古屋市美術館があることが分かったので、法事の後に訪ねてみました。

 名古屋に住んでもう一年以上たちますが、まだ市内のことはほとんど知りません。歩きまわる精神的余裕がなかった???でも、これからは少しずつ、自分が暮らすことになったこの街のことを知って行こうと思います。

 名古屋市美術館は今、特別展はやっていませんでしたが、まずは常設展を見て、どんな美術館か知りたいところだったので丁度良いタイミングでした。全く事前の知識なく展示室に入ると、嬉しい驚きでいっぱいでした。建物自体も黒川紀章丸出しだったし(笑)

 とりわけ嬉しかったのはアンゼルム・キーファーの大作「シベリアの王女」があったこと。革命によってシベリアに追放されたアレクサンドラ皇后の運命がテーマだそうですが、暗い画面からシベリアの荒涼とした雰囲気がヒシヒシと迫ってきました。私はシベリア鉄道に乗ったことがあって、シベリアの大地のどこまで行っても何もない・・・という風景に圧倒されました。まさか、その数年後にカナダへ行って「森以外は何もない風景」が身近になるなんて思ってもいませんでしたが・・・・。

 このほかにもメキシコのディエゴ・リベラの大作があったり、楽しい!展示室が少なくて、作品の数も少ないのもいい感じ。天井の高さも空間のゆとりもいいぐあい。二時間ぐらいのんびりするにはベストです。今日は偶然、ギャラリーウォークの時間になり、しかも他に希望者がいなかったので、ボランティアの方にじっくり作品解説をしていただきました。どうやら、この美術館の一番の「お宝」はアメデオ・モディリアーニの「おさげ髪の少女」のようでした。でも、当分の間、私のお目当ては「シベリアの王女」になりそう。この美術館は年に3回、常設展の内容を入れ替えるらしいですが、「シベリアの王女」は大きすぎて移動できないので、いつ行っても鑑賞できるらしい。

 いや、なんか嬉しいなぁ。すぐ近くに大須の商店街もあるし・・・この周辺をうろつくことから名古屋探検を始めましょう。

・今日も暑かったですね。写真は涼しげなレイク・ルィーズを選びました。