慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

新玉ねぎ到来

☆今日の「お釈迦様のお言葉」

かれは貪らず、物惜しみせず

自分は優れているとも、等しいとも、劣っているとも語らない。

かれは心乱されることなく

妄想に向かわない。

『スッタニパータ』より

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「玉ねぎがとれたよ」とSさんが自作の野菜を持っ来てくださいました。

プリプリの新玉ねぎです。

 実をいうと、私は野菜独特の甘みがにがてです。たとえば、人参を生のスティックでポリポリ食べるのは好きですが、ステーキなどに添えてあるソテーされた人参の塊はにがて。玉ねぎも分厚くスライスした串焼きなどは避けてしまいます。う~~ん・・・なんだかわがままな子供みたいだなぁ。

 でも、新玉ねぎを薄くスライスして水にさらし、鰹節をふりかけてポン酢で食べるのは大好き!昔、お酒の説明書の翻訳アルバイトをしていたとき、お酒のおつまみの本を読んでいて知りました。そうそう、昨日はポン酢のCMで、玉ねぎを豚バラ肉と炒めてポン酢をかけるというのをやっていたので、さっそく実験。もちろん、この料理(というほどのものでもないけど・・・)のことは知っていましたが、玉ねぎを厚めに切ってあるので、積極的に作る気にはなれませんでした。しかし!玉ねぎを薄切りにしてみるということに気が付き(なんで今まで気が付かなかったのかは我ながら謎)、透けてみえるほど薄切りにしてサッと炒めたら・・・ハハハ・・・おいしい!

これも、きっと玉ねぎ自体のおいしさでしょう。

 心を込めて作った物を作った方から直接いただけるのは、とても嬉しいことです。慈雲寺の本堂のお供えはお菓子や果物だけでなく、野菜もたくさんお供えしています。もちろん、新鮮なうちにお下がりをいただきますが(笑)

●今日の写真は、お供えいただいた玉ねぎを剥いてみたら双子だったので、写真にとりました。こういうのは市場に出ないのでしょうか?双子の玉ねぎを見たのは、たぶん初めて。