慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

お下がりをいただくの速攻すぎる?!

☆今日の「お釈迦様のお言葉」

生じ、存在し、つくられ、壊滅する性質のものが、(実は)壊滅しないように、ということが、この世でどうして有り得ようか?このような道理は存在しない。

『大パリニッバーナ経』より

f:id:jiunji:20150607221436j:plain 

昨日の朝市で「仏さまへお供えしてください。」と言って淡竹(はちく)をいただきました。筍大好きな私にとっては、今年最後のチャンス!ニコニコでいただきました。慈雲寺の属する西山浄土宗(せいざんじょうどしゅう)の本山は京都の長岡京市にあります。長岡京は関西きっての筍の名産地。筍の大好きな私にとって、本山で修行している間は至福の時でした。早朝の筍堀を手伝って、掘りたての筍をその場でお刺身で食べるなどという贅沢も・・・

 さて、いただいた淡竹はさっそく本堂にお供えしたのですが、筍は採ってからできるだけ早く食べるのがベスト。う~~ん・・・一晩そのままにしたら、せっかくの朝掘りの筍が・・・あみださま、もう召し上がりましたかぁ?あれ???茹でてからお供えすればいいのか・・・・いや当然でしょ・・・生の筍を仏様に食べさせるつもりだったのか?!と自分でつっこみをいれつつ・・・・でも淡竹って姿がきれいだから仏様に見ていただきたかったんだけど。

 淡竹をゆでるときには米ぬかなどは入れなくてもよいらしい。でもゆであがったのをパクパク食べたら(おいしい!)口の中がイガイガに!あわててネットで茹で方を検索したら、一晩水にさらすのだそうです。う~~ん・・・カナダには淡竹ないしなぁ。自分で淡竹茹でたの初めてかも??

 淡竹はいま大きなお鍋のなかで水に沈んでいます。明日がが楽しみです。

●今日の写真はウズベキスタンの青空です。青いタイルと真っ青な空の組み合わせが、深く心に残りました。気温は40度近いのですが、空気が乾燥しているので日陰に入れば心地よい風が吹いてきます。今日の桶狭間は蒸し暑くて、いよいよ梅雨入りですね。