慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

『大法輪』をいただきました

☆今日の「お釈迦さまのお言葉」

栄える人を見抜くのはやすく

破滅する人を見抜くのもたやすい。

道理を愛する人は栄え

道理を嫌う人は破滅する

『スッタニパータ』より

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 毎月開いている「尼僧と学ぶ優しい仏教講座」に来てくださっているAさんが、「家を整理してしていたら出てきた本を引き取ってもらえないか?」というお電話がありました。本を寄贈してくださるのは大歓迎!

 数時間後に運んでくださったのは、数十冊の『大法輪』のバックナンバーでした。ご存じの方も多いでしょうが、『大法輪』は仏教を中心として、宗教全般に関心のある一般の方向けの月刊誌です。毎月特集記事があり「仏像の見かた」とか「仏教各宗の違いと共通点」、「キリスト教と仏教の比較」といったように、興味深い記事がたくさん掲載されています。

 仏教講座のテーマを探すのにも大いに役にたちそうです。少しずつ読むのが楽しみになりそうです。

 Aさんは「他にも仏教関係の本はあるんだけど、禅宗かんれんだから、こちらは興味がないだろうし・・・」とおっしゃいました。いえいえ!仏教関連ならどんな本でも大歓迎!私は比較宗教学に興味を持っているので、仏教以外の宗教の本も大好きです。

 そのうち、みなさんが自由に本を持ち寄ったり、持ち帰ったりできる「慈雲寺文庫」を始めたいと思います。今日はその第一歩ですね。

・今日の写真は、カナダ、ビクトリアのエムプレスホテルの庭に咲いていたアイリスです。