慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

心をこめて棚経を・・・・

◎今日のお釈迦様のお言葉

比丘たちよ、もしも自分のためになると認めるならば、それは精進するに値するものである。比丘たちよ、もしも他人のためにると認めるならが、それは精進するに値するものである。また、比丘たちよ。もしも自他のためになると認めるならば、それは精進するに値するものでなのである。

増谷文雄訳 『阿含経』より

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お盆に入り、早朝からお墓参りにおいでになる方がいらっしゃいます。

慈雲寺も今日から棚経です。自転車に乗って回るのですが、今日は明け方に雨が降ったので、走ると風が心地良い。

 どこのお宅も僧侶が来るのを待っていてくださっているのが感じられて、読経する私も励みがでます。特に、小さなお子さんたちが一緒に手を合わせてくださると嬉しいですね。この経験が「良い思い出」として心に残ってくれるといいなぁ・・・と、思ってゆっくりお経を読んでいたら、5歳ぐらいの男の子から「長い!」って叱られました。よし!今度は本当に長いお経を聴かせちゃうぞ!

 お月参りにしても、棚経にしても、お寺にご縁のある方と直接お会いできるのは楽しいものです。ま、棚経はそんなにノンビリお話ししているわけにはいかないのですが・・・・

 明日は早朝からしっかり暑くなりそうです。前夜からしっかり水分、塩分を取り、十分な睡眠が大事だとのことですから、そろそろ眠ることにしましょうか。

●今日の写真はスエーデンのマルモの街角でみた自転車。荷物入れがワインの箱(?)なのが、なんかおしゃれですね。