慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

三色だんごでお茶のみ話

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 ご近所の方が三色団子を持って訪ねてくださいました。さっそくお茶を淹れて一休み。私はスアマや外郎のように、小豆餡の入っていない和菓子が好きです。三色団子もほのかな甘みだけ。贅沢な和菓子ももちろん嬉しいですが、こんなシンプルなのもおいしいですね。

 「どんな人が来たかわからなかったし、なんだか敷居が高かった・・・でも、気さくな庵主さんだと聞いたので遊びに来ました。」とお客様がおっしゃいました。

 慈雲寺に来てから1年半以上たちますが、先代様が亡くなられてから突然私が跡継ぎとして登場したので、まだ「様子を見ている」方も多いのかもしれません。

 「敷居が高そう」と言われてビックリ!ちょっと悲しくなりました。お寺の門も大きくあけて、いつでも皆さんが来ていただけるようにと思っているのですが・・・うーん。師僧が私を色々な方に紹介して下さる機会がなかったのですから、仕方がないかもしれませんね。あまり焦らず、少しずつご近所の方々に受け入れていただけるように努力していきたいと思います。

 本堂に毎日、温かなお茶をご用意しています。お菓子もありますので、ぜひお気軽に一休みなさってください。私とおしゃべりしてくださるのも大歓迎です。

◎今日の写真は、カナダのバンクーバー郊外の楓の並木道です。