慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

24日から冬休み英会話早起き会をいたします。

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 24日から、名古屋市の公立学校は冬休みに入るそうです。夏休みに行ったのと同じように、24日から年末の31日までの8日間、冬休みの英会話早起き会をいたします。夏休みの時は「小学生ぐらいを対象に」とご案内しましたが、今回はどなたでも大歓迎です。すでに80歳を越えるシニアの方から参加したいとお声をかけてくださっています。なんだか嬉しいですね。

 内容はごくごく簡単な会話ですので、全く経験のない方でも大丈夫です。

 以前にも何回か書きましたが、私は英語(外国語)はあくまでも「便利な道具」と考えています。この道具をうまく使いこなすには、自分の母国語がとても大事です。日本語(母国語)をしっかり学び、自分の考えをまとめ、人に理解してもらえるように表現できることが、その人の「文化」です。しっかりした文化の基盤がなければ、いくら高価でハイテクの道具を得ても、使いこなすのはむずかしいでしょう。ですから、きちんとした母国語が身につくまで、英会話の勉強や長期の留学はあまり意味がない・・・というのが私の基本的な考えです。

 では、なぜ慈雲寺で英会話早起き会をするかというと、何より子供たちにお寺に来て欲しいと思うからです。夏休みには、今まで慈雲寺とまったくご縁のなかった子供たちがやってきました。そして、夏休みが終わった後も、時々本堂にやってきてみんなで集まって宿題などをやっています。

 なんだかみんな良い子たちで、日本語もしっかりしています。言葉というものに興味を持つきっかけになってくれたのかな?と嬉しく思っています。

 また、この冬休みをきっかけにお寺に親しむ子供たちが増えてくれれば良いなぁと思っています。

◎今日の写真はカナダの大西洋岸にあるハリファックス空港で見たバス停の椅子。こんな椅子に座って、のんびりバスを待つのも良いかもしれません。