慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

大晦日は小さなお寺で、静かに行く年来る年を思ってみませんか

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 今年もあと一週間を切りましたね。私はすっきりと部屋を片付けて新年を迎えたいと決意だけはしているのですが・・・・あと、数日がんばってみましょう。

 さて、大晦日から新年にかけての初詣。大きな神社やお寺はたくさんのお参りの方々で歩くのもままならないようですね。大混雑の方がご利益がありそうな気がするのかしらん???

 過ぎ行く一年を思い、これからの新しい一年について静かに考えてみたいという方は、ぜひご近所の小さなお寺へお出かけになってみてください。

 仏教寺院では、年の最後に鐘を撞き、撞き終ると修正会(しゅしょうえ)と呼ばれる法要をします。短い法要ですが、気持ちがきっとすっきりして、新たな決意が心にしっかり芽生えることでしょう。このごろは夜中に修正会をしないお寺もあるようですので、時間を確認してください。

 慈雲寺では31日の11時45分ごろから法要を始めます。慈雲寺には大きな釣鐘堂はないので、伏鐘をゆっくりと叩いてみようと思っています。年が明けたら、ご一緒にお経を称えましょう。短い法話もさせていただこうと思っています。

 法要が終わっても本堂は開けておきますので、静かにゆったりとお過ごしください。

写経をしていただくご用意もいたします。。

 なお、申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な暖房がありませんので、温かな服装でおいでください。本堂の中でもコートを着たままでもけっこうです。ひざ掛けやホカロン、靴下カバーなどはご用意してあります。

◎今日の写真は慈雲寺の境内の雪景色です。去年は風がとても強くて断念したのですが、境内に蝋燭の灯りを灯して皆さんをお迎えしたいと思っています