慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

お賽銭箱の小さな手紙

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 毎日、本堂を閉めるときにお賽銭箱からお浄財を集めます。年末年始にはお参りの方が多くいらしてくださったようです。お浄財のひとつひとつに、慈雲寺を支えてくださる皆様の思いと願いが感じられて、ひとつひとつ丁寧に集めさせていただいています。

 本堂のお賽銭箱の前にはメモ用の紙とボールペンを置いています。慈雲寺での講座などの日程のお知らせなどを受け取りたい方は、このメモに住所などを書いて賽銭箱に入れておいていただいています。

 このメモが入っている日は、とても嬉しい!今日は、メモ紙ではなく、お年玉用の小さな可愛らしいぽち袋にお手紙が書かれていました。

 その方は毎日、この慈雲寺のブログを楽しみにしてくださっているそうです。せっかく、お寺においでくださったのに、ちょうど私はお参りで他出していた時のようです。お目にかかれなくて本当に残念でした。申し訳ありません。これにこりず、ぜひまたおいでくださいませ。お待ちしています。

 慈雲寺の本堂には手ぶらでも写経をしていただける用意があります。写経で書初めをなさってはいかがでしょうか?

 本堂の扉が開いているときにはお茶のご用意もしています。でも、申し訳ありませんが、本堂はとても寒い。本堂の中でも、どうぞコートは着たままで・・・・

◎今日の写真は昨日と同じ、慈雲寺の属する西山浄土宗の総本山光明寺信楽庭です。正面の門は勅使門といって、かつては皇室からの勅使をお迎えするときにだけ開かれた門です。