慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、10月29日(日曜)10時より行います。テーマは「末法の時代に生きる」です。どなたでもお気軽にご参加ください。

I am happy for you!

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  " I am happy for you!" という文章は、使われている言葉は簡単ですが、なかなかうまい日本語に訳せません。直訳すれば、「あなたの為に私は幸せです。」とか「あなたの喜びは私の幸せ」とかになるのでしょうか。

 相手の方に何か幸せなことがおきたと聞いて、「まあ、私もそれを聞いてとても幸せになりました。」って思わず出るような言葉です。

 幸せは自分の中に起きることだけではなく、自分以外のことで幸せを感じられる人は、喜びの多い暮らしと言えるでしょう。

 「今日、友達に可愛らしい子供が生まれた」とか、「祖母が元気になって病院を退院した。」とか、まさに " I am happy for you!"を感じる時ですね。空が青い、久しぶりに雨が降って木々の緑が鮮やかになった、梅の花が咲いたなどなど、自分以外のところに幸せを見つけられる人は、毎日が嬉しい発見でいっぱいになりますね。

 一方、他人と比べて優劣をつけなければ「幸せ」を感じられない人は、なかなか"I am happy for you"の気分にはなれないでしょう。知人に可愛らしい子供が生まれたと聞けば、「うちの子と比べて体重はどうだったのか?」などというどうでも良いことがきになったり、「なぜうちには子供ができないのか」と悲しくなったり、心を悩ませられることは次々と起きてきます。

 きれいな花が咲いているのを見てさえ、「花が散ったら掃除が大変」としか思えなければ、花でさえ心を豊かにはしてくれないのです。どうぞ、ゆったりと気持ちを広げて、幸せをたくさん受け止めてください。

◎今日の写真は東山動植物公園に咲いていたボケです。私の曾祖母がとても好きだったと母から聞きました。