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慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は6月18日10時より行います。テーマは「悔いを残さないお別れ」です。どなたでもお気軽にご参加ください。

黒い「就活服」は夏の風物詩?

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 夜中に雨が降って、夜明けとともに強い日差しになる・・・ここ数日、そんな天気が続いています。ホテイアオイが元気です。

 さて、夏が近づくと、気の毒に思い、申し訳ないと思いながらも、つい「暑苦しいなぁ」と思ってしまうものの一つに、就職活動中の学生たちの黒い「就活服」があります。まるで制服のように決まった数パターンに沿ったデザイン。ブラウスにジャケット。少しタイト気味なスカートか裾が少し太めのパンツ。髪の毛は後ろでまとめて・・・と、ヘアスタイルまで画一的です。

 就活の時にしか着ない服にお金をかけるわけないはいかないのか、どれもいかにも仕立ての悪い安物なのも哀しい感じです。希望した会社に就職することは、なかなか難しい状況と聞いています。若者の直面している厳しい状況が、あの「就活服」に象徴されているような気がします。

 就職の面接には、あの「就活服」でなければだめなのでしょうか?もう少し自分の個性を生かした服を選ぶわけにはいかないのかしら?私が人事の担当者なら、少しは自己主張を感じさせるデザインで、少々質の良いものを着ている人に注目するでしょう。

 ま、そうなると親に泣きついてお金を出してもらえる人が有利になってしまうかなぁ?でも、私なら、就活を始める前からアルバイトをしてお金を貯めて、ちょっと頑張って上質のジャケットを買うとおもいますけれど・・・、いや、今のアルバイトの時給では、靴やかばんなどまで揃えるのは簡単ではないのでしょうね。

 ところで、どんなものでも「就活服」を着て外へ出たら、会社以外の場所でも「見られている」ことを意識すべきだと思います。どこに会社の関係者がいるかわからないし、そのぐらい緊張感や気合いがないと、面接もうまくいかないのでは?

 就活服を着て電車に乗っているときは、スマホのゲームはやめた方が良いし、口を半開きにして居眠りをするのもなさけない。ましてや、化粧を直すのは論外です。反対に、背筋を伸ばし、涼しげは表情で本を読んでいる人を見ると、応援したくなりますね。

 自分の希望する職種で、安定した就職のできることが難しい状況と聞いています。たくさんの会社を回らなければなかなか就職の決まらない人もいることでしょう。暑さに負けないように、十分に水分と栄養を取ってと祈るばかりです。

 もし、心に重いものがたまってしまうようなら、ぜひ慈雲寺にいらしてください。ゆったりと写経でもして、心の洗濯をしてから、新たな気分で就活に臨んではいかがでしょう。

◎今日の写真は、カナダの東端にあるニューファウンドランド島の夏景色です。