慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、10月29日(日曜)10時より行います。テーマは「末法の時代に生きる」です。どなたでもお気軽にご参加ください。

お寺で「縁者パーティ」はいかが?

 

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今日、7月3日は私の誕生日です。ま、私は誕生日には昔からあまり興味がないので、両親に「夏の暑いさなかに私を生んでくれてありがとう!」と電話をして誕生日の行事は終了でした。

 でも、今日は誕生パーティよりもっと楽しい集いが慈雲寺で行われました。ぴったりな名前がないのですが、「縁者パーティ」が近いでしょうか?

 主催者は、去年から「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を聞きに来てくださるSさん。私がいつも「お寺は公共の場ですから、さまざまな使い方でご利用ください」と言っているのを憶えていてくださって、「親戚の集まりを慈雲寺でしたい」と申し出てくれたのです。

 どなたかの回忌というわけではないのですが、親類縁者を集めて供養をし、その後、皆で食事という流れです。短めのお経を皆さんと一緒に称え、お焼香中は『浄土三部経』の一部を読誦しました。禅宗の檀家さんもいたので、『般若心経』もプラス。

 

 あとは集まった各家のご供養と、お仏壇にご位牌のある方は、その戒名や法名も集めていただきました。それを一つ一つご供養させていただきました。集まったのは20人ほどですが、こんな風に「一族」のご供養をさせていただくのは初めて。なかなか味わいのあるものだと思いました。

 法要後は、お盆についての短い法話を聞いていただきました。今日も暑い日だったのですが、本堂は「極楽の余り風」みたいな涼風が時折吹き抜けていきました。

 お食事は仕出しをとって、ゴージャスなお弁当。レストランや料亭とは違い、気軽にお話しが進みます。

 数十年ほど前ならば、一年に何回も親戚の法事があるなんてことも珍しくなかったでしょう。しかし、今は十三回忌で法事はおしまいという家も多いようですし、法事もごく近親者だけしか呼ばないということも多くなりました。しかし、法事はなかなか味わいのある習慣です。

 親戚と会うことで、自分が「どこから来たのか」という根本的な問題に出会うこともあるでしょう。また、亡くなった人の「別の面」を知ることも、自分自身の成長に影響を与えてくれることでしょう。

 回忌の法事でなくても、今日のようにお寺に親族が集まり、おいしいものを楽しみながら話す機会を持つのは、とても有意義で楽しいことだと思います。仏様もご先祖さまもきっと一緒に楽しんだことでしょう。

 こういう「パーティ」や「イベント」に慈雲寺をぜひご利用ください。お寺にお参りする機会を作ってくださるのですから、いつでも大歓迎です!

◎今日の写真はインドのブッダガヤで拝んだ舎利弗の舎利です。舎利弗はお釈迦さまの十大弟子の一人です。う~ん本物かなぁ?でも、みんながワラワラと写メを撮っていたのがすごく違和感。ゆったりとした気分で拝みたかったです。