慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

「空」について考える・・・手ごわい!(+慈雲寺へのアクセスのご案内)

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 11月27日の日曜日、10時から「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行います。毎月、仏教の基礎知識を御一緒に学んでいきましょうというもので、「講座」というより「お話しの会」です。

 今回のテーマは「般若心経入門」のパート2です。前回はこのお経の歴史的背景などについてお話ししましたが、今回は内容に一歩踏み込みます。しかし、この経典は大乗仏教のエッセンスともいうべきものですから、そう簡単に私ごときヘッポコ僧侶が解説できるものでもありません。

 また、宗教哲学的な議論より、阿弥陀様のお慈悲と救いについて、もっとしっかりお伝えしなければ・・・という気持ちもあります。

 難しいところです。

 でも、『般若心経』は、多くの人にとって最も身近なお経ですから、これから少しずつ勉強していきたいと思います。

 今回は「空」について少しお話しするつもりです。一回でお話しできるような内容ではありませんので、ほんのさわりだけ・・・でも、これからは毎月写経の会のときに、心経の内容について少しずつお話していきます。

 「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は毎月一回行っています。どなたでもお気軽にご参加ください。講座が終わった後は、お茶を飲みながらおしゃべりをするのも楽しみです。

◎公共交通での慈雲寺へのアクセス
 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます。

◎今日の写真は近江八幡市にある瓦の専門ミュージアムの建物です。なかなか味わいのある庭の設えでした。