慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

一年の締めくくりをお寺で過ごしませんか?修正会のおさそい。

お釈迦さまのお言葉

「重い荷物を捨てた後には、荷物をさらに引き受けることは最上の苦しみである。

荷物を投げ捨てることは楽しい。」(ウダーナヴァルガより)

f:id:jiunji:20161225144100j:plain

 もう2016年もあと一週間となりました。一年のうちに心に背負ってしまった、さまざまな「荷物」をいったん降ろしてみませんか?

 大晦日の23時50分から修正会をいたします。

 これは、一年の自らの過ごし方を振り返り、新たな気持ちで新年を迎えるための法要です。慈雲寺には鐘はありませんが、キンスを静かに打って煩悩を一つ一つ消していきましょう。

 風が強くなければ、境内にロウソクの灯りを灯します。

 大きな社寺でたくさんの人々と賑やかに初詣をするのも良いことですが、静かに一年を振り返ってみたいと思われる方は、ぜひ慈雲寺にお参りください。どなたでも歓迎いたします。

 なお、修正会の後も本堂でお参りしていただけます。温かいお茶も御用意いたします。

 

◎今日の写真は近江八幡に残る、かつての豪商の店先の様子です。近江八幡は有名な近江商人の中心地のひとつでした。