遺骨を自分の家のお墓に祀り、子孫が大切に護っていく・・・日本人の遺骨やお墓に対する思いは、この10年あまり大きく変化してきました。納骨堂、合祀墓、樹木葬、そして海などへの散骨・・・さらには骨仏、骨の一部を粉末にして樹脂で固めて「記念プレート」を作る、ペンダントに入れるなど・・・「お墓」の在り方はさまざまです。
とりわけ、少子化が進む中で、「お墓を護ってくれる人がいなくなる」という心配がさまざまな行動のきっかけになっているように思えます。
しかし、こんな時代だからこそ、改めて信仰するお寺をご縁として「寺縁墓」を考えてみたいと思います。
仏教の考え方、生き方に触れるのが寺院です。生きている間にこそお寺を縁を結び、その先に葬儀や埋葬が続いていくのが自然の流れだと思います。
信仰の友に送られ、信仰の友によって護られていくのが、本来の「寺縁葬・寺縁墓」だと思います。
皆さまのお気持ちもぜひお聞かせください。
どなたでも歓迎いたします。
◎今日の写真はウズベキスタンの国立博物館で見た、仏塔です。
◎公共交通での慈雲寺へのアクセス
申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます。