慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

5月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のお知らせと慈雲寺へのアクセス

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 5月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は5月28日(日曜)10時より行います。

 テーマは「仏舎利とその信仰」です。仏舎利とは、お釈迦様のご遺骨のことです。お釈迦様が亡くなられた後、その御遺骨は細かく分骨され、さまざまな場所に運ばれました。仏舎利を祀った塔は、日本の五重塔やお塔婆の原型でもあります。

 仏舎利に対する篤い信仰は、やがて「仏舎利のようなもの」を大切にする信仰的伝統を育むようになりました。例えば翡翠石英の小さな粒を仏舎利の代替物として礼拝する慣習は、アジア各地で見ることができます。

 名古屋には、タイの国王から贈られた「仏舎利」を祀るため、日本の伝統仏教の宗派が協力して建てた日泰寺というお寺もあります。

 実は、最近、慈雲寺にも「仏舎利」が祀られていたことがわかりました。小さなガラスの容器に入っています。28日には、特別に御開帳し、近くで拝んでいただけますので、どうぞご縁を結んでください。

 講座にはどなたでもお気軽にご参加ください。

◎慈雲寺への公共交通によるアクセスのご案内
 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます

◎今日の写真は、車でアクセスできる北米最大級の氷河の一つ、サーモン氷河です。アラスカとカナダの国境近くにあります。