慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は7月23日に行います。テーマは「お盆の意義と作法」です。

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 今日は6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。40名近くの方がいらしてくださり、遠く岐阜県から来て下さった方もいて、ありがたいことでした。私の父の死をきっかけに考えたことをお話ししたのですが、まだ自分の中で整理がついていないことばかりだったので、とりとめのないお話しになってしまいました。このテーマはしばらく自分の中でゆっくりと温めて、またお話ししたいと思います。

 さて、来月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマはお盆です。お盆は日本独自の仏教的な慣習ですが、世界的にも「ある特別な日に祖先が戻ってくる」という宗教的な慣習はあちこちに見られます。旅立った人を思う気持ちは世界共通なのでしょう。

 7月23日(日曜)10時より行います。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

 お盆を迎える意味や、それに関連したさまざまな作法についてお話ししたいと思います。

 なお、お盆の時に棚経や墓経をして欲しいけれども、普段つきあいのあるお寺がないという方は、ぜひ慈雲寺にご連絡ください。新暦(7月)のお盆でしたら、ご相談に応じさせていただきます。

◎今日の写真は、三井寺で見た龍です。左甚五郎の作と言われ、夜な夜な琵琶湖に水を飲みに出かけるので、目に釘を打って動けないようにしたそうです。