慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

7月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は7月23日(10時)に行います。テーマは「お盆の意義と作法」です。

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 慈雲寺では、毎月「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っています。身近なことをテーマに、「仏教ではものごとをこのように見る、考える」という仏教の教えの基本を御一緒に考えていきたいと思っています。

 今月のテーマは「お盆の意義と作法」です。仏教は、対機説法といって、もともと聞く人の能力や文化的背景、政治や経済などの社会的背景などに合わせて教えを説いてきました。仏教がアジア各地に伝えられたときも、その土地土地の文化や宗教を取り込んで、わかりやすく教えを説いていったのです。

 お盆もその一つ。日本にもともとあった祖霊信仰と仏教が結びついて独自の宗教習慣が出来上がったのです。地方によって、さまざまなお盆の儀礼があるのですが、お盆の根本的な意義は共通しています。

 お盆を通じて、私たちが何を感じ取っていくべきなのか、御一緒に考えてみましょう。どなたでもお気軽にご参加くださいませ。

 

◎慈雲寺へのアクセス

 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。公共交通を使っておいでいただければありがたく存じます。

 バスは名鉄の有松駅から出ている「有松12番。有松町口無池行」に乗り、郷前(ごうまえ)で下車して下さい。そのまま、道なりに南へ進み、郷前の交差点からお寺の屋根が見えます。鍼灸院の右手にある小さな道を入ってください。

 また、栄から出る森の里団地行きも利用できます。日曜は8時50分発があります。

 JRの大高駅または南大高駅から緑循環バスの名鉄有松駅行きも利用できますが、一時間に一本です。

 栄発又は緑循環をご利用の場合も郷前で降りていただきますが、道を少し戻って郷前の交差点に出ることになります。

 市バスの情報は

市バス|名古屋市交通局 でご覧ください。

◎今日の写真はアラスカとカナダの国境近くにあるベア氷河です。