慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

小学二年生に「お寺って何?」を説明できるかなぁ??

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 先日、ご近所の小学校の先生からお電話がありました。二年生の授業の中で、近隣のお店や施設などに見学に行き、そこで何が行われているのか説明してもらうという「社会体験」のカリキュラムがあるそうです。その一つとして、慈雲寺を見学したいそうなのです。

 お寺ではどんなことが行われており、僧侶というのはどういう役割なのか説明するらしいです。う~ん・・・お寺に子供たちに来てもらうのは大歓迎!子供の時に、お寺や神社にお参りした経験は、必ず子供の人生を豊かにすると思うからです。

 しかし!二年生・・・・いったい、二年生にどんな風に説明したら、僧侶の役割を説明できるのでしょうか?

 中学生だったら、「僧侶はライフスタイルであって、仕事ではない。なぜなら、労働と対価の関係が成立しないからだ。」

 「僧侶の行う読経や儀式、お説教などは、修行であって仕事ではない」なんてことをたっぷり説明したいところです。ひょっとしたら、これをきっかけに仏教に興味を持ってくれる子もいるかも???

 しかし・・・二年生はなぁ・・・あと、一か月ぐらい猶予があるようなので、ゆっくり考えてみることにします。

 良寛さまなら、なんておっしゃるかなぁ?

◎今日の写真は秋晴れの空にたなびくカナダ国旗です。