慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

本堂の屋根が心配!

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 超大型台風が近づいているとのニュース。今日は選挙カーの声もなぜか聞こえてこないし、結構不気味な感じ。空の雲もどんどん変化しています。

 慈雲寺は明治時代に建てられた建物です。規模は小さなお寺ですが、当時としては破格のコストをかけて贅沢に作られています。屋根瓦もどっしり!瓦の重ね方も深く、おかげで100年以上、瓦の葺き替えをしないでこられました。しかし、もうそろそろ限界・・・・葺き替えには膨大なお金がかかります。そのことを考えると胃が痛くなってきそうです。まあ、なんでも阿弥陀様におまかせして・・・とどっしり構えていても良いのかもしれませんが。

 いずれにしても、台風に耐えてくれるのを祈るばかり。これから数日は、ちょっとゆっくり眠れそうもありません。

◎今日の写真は兵庫県にある生石神社の「石の宝殿」です。宮殿型の巨大な岩が崖からくりぬかれて横たわっています。日本を代表する巨石信仰の聖地です。こんな宮殿なら台風の心配はいりませんね。