慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、8月22日(日)10時からです。テーマはお彼岸にちなんで「彼岸(お浄土)ってどんなところ?」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。

教学者の研究成果を布教に生かしていくのが説教師

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 二か月に一度、私の属する浄土宗西山派西山浄土宗)の教えを研究する「西山教学」の若手のエース、Sさんの講義が本山で行われます。

 Sさんは、研究熱心なことはもちろん、じっくり考える思索家であり、俗世の栄華や評価は少しも気にならないタイプ。しかも、この方は、証空上人の教えを心から愛して喜んでいる。

 教えを与えられたことを喜ぶ気持ちが大切です。念仏申すことを喜べるかどうかが、法然上人から証空上人に受け継がれた教えの根幹なのです。

 阿弥陀様に願われている・・・ということに気が付いたら、喜びのあまり口からこぼれ落ちてくるのがお念仏なのです。

 このことは、西山浄土宗の信仰の出発点なのですが、なかなかわかりにくいところです。

 今夜はゆっくり、今日の授業のノートの見直しながら、至福の時を過ごしています。

布教師は、教学研究の成果を踏まえ、それを一般の方々にわかりやすく解説するのが大事な役割。

 私ももっと頑張らなくては!

◎今日の写真は、龍谷ミュージアムのエントランスです。この博物館は小さいけれど、おもしろい展示をするおすすめの場所です。