慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

12月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のテーマは「廃仏毀釈」についてです。(慈雲寺へのアクセス)

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 慈雲寺では、毎月、身近な話題から仏教の「考え方」「ものの見方」を御一緒に学ぶ会を催しています。どなたでも、お気軽にご参加ください。

12月は17日の日曜日、10時より行います。テーマは「廃仏毀釈とは何だったのか」ということを中心にお話ししたいと思います。

 「神仏分離令」に始まる廃仏毀釈は、誕生したばかりの明治政府が出した、最初の政治的判断の一つです。この動きにより、日本全国で少なくとも4万以上の寺院が破壊、廃寺となりました。

 これにより、1000年以上続いた日本独自の宗教的慣習である「神仏習合」は壊滅的な打撃を受けたのです。各地の神社にあった神宮寺のほとんどが破壊されました。多くの経典が燃やされ、神仏習合に関連した仏像や絵画、仏具などが破壊されました。

 しかし、この運動は比較的短期間で鎮まっていきました。それはなぜだったのか、また、廃仏毀釈によって日本の仏教はどう変わっていったのかの基本的な流れを見渡してみたいと思います。

◎慈雲寺への交通アクセス
 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません。「郷前の交差点近くの慈雲寺」とおっしゃってください。慈雲寺を知らないタクシーの運転手もいますので、その場合は郷前の交差点の鍼灸院で降りてください。鍼灸院からお寺の屋根が見えます。