慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は10月21日(日)10時より行います。テーマは「地獄って何ですか?」です。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

今朝の占いは「独立独歩で大吉」・・・どうして占いが気になるの?

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 慈雲寺で定期購読している新聞は、最後のページにテレビの番組表と占いが掲載されています。テレビはめったにみないので、占いのページも同じなのですが、今日は偶然目に入ってきました。今日の私へのご宣託は「百星の明かりは一月の光に如ず。独立独歩して大吉」だそうです。う~~~ん

 そういえば、先日、ある方が「庵主さんは占いを信じますか?この前、すごく良く当たる占い師さんに会って・・・」と言い始めました。その方が感心している「よく当たる」という内容を聞いてみると、性格であったり、実家の家の周辺の様子を言い当てられたというのです。う~ん・・・それって、コールドリーディングと呼ばれるテクニックじゃないのかなぁ?

 少し話せば、その人の性格は見えてくるものだし、「勝気に見えるけれど、本当は繊細な性格ですね。」とか、また反対に「優しい性格のようですが、決断するときは大胆ですよね」とか、見た目と反対なことを言うと「まあ!誰も知らない私の本質を見抜いた!」と思ってしまう人も多いでしょう。これも一つの心理作戦です。

 実家の様子・・・なども、少し話しているうちに、古い日本家屋の多い地域の出身だということがわかれば「ああ・・・なんか松の木が見えますね。ちょっと変わった枝ぶりの」なんて言うと、「当たり!」の確率はかなり高い。自分の実家になくても、「ご近所にあったでしょう?」と言えば、たいてい当たります。

 

 とはいえ、私は占いを全面的に否定するつもりはありません。「独立独歩で大吉」という言葉が頭に残れば、今日は多数派の意見に流されず、自分の考えをのべようと思うし、「今日は怪我に注意」という占いが出れば、いつも以上に道路を渡る時に気を付けます。でも、その程度。占いに拘ってがんじがらめになってしまっては意味がありません。ましてや、金の壺や、魔除けの腕輪などを勧められて買ってしまうのは愚かです。

 こだわりや執着から離れようとすれば、道はおのずと見えてくるものです。

 ところで、占いの話でもなんでも、「庵主さんに聞いてみよう」、「慈雲寺の庵主さんはどう思うかなぁ?」なんて、気軽に声をかけて下さる方、大歓迎ですよ。慈雲寺にはいつでも冷たいお茶を用意しています。