慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

10月21日(日)の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内と慈雲寺へのアクセス

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 上の写真は北九州市常福寺に伝わる『地獄絵図』です。閻魔大王など、亡くなった方の生きている間の行状を裁く裁判官たちから、さまざまな地獄の責め苦の様子、そして地獄まで降りて亡者を救おうとする地蔵菩薩などが描かれています。

 地獄絵図は、長い間仏教の布教のツールとして広く使われてきました。特に江戸時代には、尼僧たちが地獄絵図の絵解き説教をしていたそうです。

 慈雲寺には地獄絵図は地獄絵図はありませんが、改めて「地獄」について学んでみようと思います。

 10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は10月21日(日)10時より行います。

 日本の宗教文化に深くかかわっている「地獄の思想」と、地獄について日本で初めて深く研究した源信の『往生要集』についてお話します。また、キリスト教イスラム教の地獄と仏教の説く地獄の違いについてもご一緒に学んでみましょう。

 どなたでも歓迎いたしますので、どうぞお気軽にご参加下さい。

◎慈雲寺への交通アクセス

 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。近くの有松ジャンボリーSCに大きな駐車場があり、無料で駐車できます。そこからお寺まで、北へ徒歩5分。
 ★鉄道、バスのアクセス
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発と10時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません