慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は地獄についてご一緒に学びましょう。

f:id:jiunji:20181019214046j:plain

 前回のブログにでお話したように、今日はご近所の小学校から50人近くの子供たちが「社会科見学」に来てくれました。難問の「神社とお寺はどう違うのですか?」という質問も出て、まだまだ勉強が足りないと反省しました。子供たちが何に興味を持つのかしるのは、私にとっても面白いです。

 今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は10月21日の日曜日、10時より行います。

 先ほど、ある方からお電話をいただき、カーナビを使って慈雲寺においでになりたいので、住所を教えてほしいとのことでした。慈雲寺の住所は名古屋市緑区桶狭間上ノ山725です。慈雲寺には十分な駐車場がありませんので、できるだけ公共交通でおいで下さいませ。

 さて、21日は「地獄」について改めて学んでみましょう。キリスト教の「地獄」は、ダンテの『神曲』に詳しいですが、日本で地獄のことの詳しく述べたのは源信という僧侶の書いた『往生要集』です。とても興味深い本で、現代語訳も出ていますので、ぜひ読んでみることをお勧めします。

 地獄は大地の遥か下にあるといわれていますが、実は今の私たちの生きている「この世」にも地獄はあちこちにあるのです。さらには、私たちの心の奥にも地獄の炎が燃えているようなときもありますね。

 地獄を怖れ、極楽往生を願い、菩薩の道を歩もうとするのが浄土教の教えです。

 

◎慈雲寺への交通アクセス

 申し訳ありませんが、慈雲寺には十分な駐車場がありません。なるべく公共交通を使っておいでくださいませ。近くの有松ジャンボリーSCに大きな駐車場があり、無料で駐車できます。そこからお寺まで、北へ徒歩5分。
 ★鉄道、バスのアクセス
 名鉄有松駅前から、「有松12番 有松町口無池行き 地蔵池経由」に乗ってください。日曜の9時台は二番乗り場から9時07分と36分に発車します。これらのバスに乗り、郷前(ごうまえ)の停留所でお降りください。そのまま道なりに進むと郷前の交差点に出ます。角に鍼灸院があり、その右手の細い坂道を上がると慈雲寺の屋根が見えてきます。
   また、時間はかかりますが、地下鉄の鳴子北駅から出ている「鳴子13番」のバスも郷前に停まります。日曜は8時45分にバスが出ます。
●栄のバスターミナルからは森の里団地行きのバスが一時間に一本出ています。この場合は、郷前の停留所から道を戻って郷前の交差点に行ってください。日曜は8時50分発があります。所要時間は約40分
●JRの大高駅から緑循環バスの名鉄有松行で郷前に行くことができます。日曜は8時44分と9時44分に出発します。9時台のバスですと10時の開始時間には少し遅れますが、あわてずにおいでください。
●また、同じ緑循環バスの名鉄有松行は南大高駅東にも停車します。9時9分発と10時9分発です。
●JRの共和駅からタクシーで5分。市バスはありません

 

◎今日の写真は仁和寺で見た障壁画です。平安貴族の川遊びでしょうか?それとも何かの神事?