慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

「「お寺をAllyのプラットフォームに」という提案に慈雲寺は全面的に賛成です。Part2

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 前回のブログで、慈雲寺は「お寺をallyのプラットフォームに」という提案にできる限り協力したいと書きました。

 では、慈雲寺では具体的に何ができるでしょうか?今すぐに始められることとして、考えられるのは、葬儀や供養のための法要です。長年のパートナーであっても、同性であるために「喪主」ができない、葬儀に参列できないという問題があると聞きました。

 私は、葬儀は血縁や法律上の家族だけのものではないと思っています。一昔前まで、葬儀はご近所の人々が総出で手伝って送り出す「コミュニティ葬」が普通だったし、社葬のように一緒に働いていた人々が送る葬儀もたくさんあったのですから、法律上の配偶者でなくても、近しい友人知人が集まって供養をするのに、何の問題もないと思います。

 慈雲寺では、そのようなご供養のお手伝いを喜んでさせていただきます。