慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

12月21日は終い弘法です。四国八十八ヶ所のお砂踏みもしていただけます。

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 弘法大師空海は、日本の真言密教の祖師であるばかりでなく、広く人々に信仰されています。

 慈雲寺は法然源空上人(法然上人)を開祖とし、善慧房証空上人(西山上人)を流祖とする浄土宗西山派西山浄土宗)に属していますが、脇檀には弘法大師もお祀りされています。

 慈雲寺は今は名古屋市内ですが、文化地理的には弘法大師信仰が盛んな知多半島の一部ですので、その影響かと思います(慈雲寺に弘法大師像がもたらされた経緯はいろいろな説があって、ただいま研究中です。)

 さて、毎月21日は弘法大師の御縁日です。慈雲寺では、12月の終い弘法と、1月の初弘法には、短い法要を行い、四国八十八ヶ所から集めたお砂踏みもしていただけます。

 法要は12月21日10時より行いますが、お砂踏みは本堂の開いている間、いつでもお参りいただけます。

 一日で、四国八十八ヶ所を巡礼したのと同じ功徳があるとされるお砂踏みをぜひ体験なさってください。

◎今日の写真はインターネットの無料画像からお借りした弘法大師のお姿です。大師を描いた絵や像は、中年以降のものがほとんどですが、慈雲寺の弘法さまは若々しく凛々しいお顔。美肌のお願いをかなえてくださる「美肌弘法さん」です。