「おみくじはありませんか?」という質問をおととしぐらいからしばしば受けるようになりました。特にお正月の間に、そのようなお声がけをたくさんいただきます。そこで、去年から干支の可愛らしい根付に占い(というより生活のアドバイスのようなもの)がついたおみくじを置いています。
慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)では、基本的にはお守りやおみくじは置きません。浄土真宗のように「絶対だめ」というほどではないので、同じ宗派でも置いているお寺もなくはないのですが・・・・
慈雲寺には弘法大師さまもお祀りしています。弘法大師は人々の現世利益の願いも聞き届けて下さるので、おみくじや干支の根付守りも良いのではないかと思いました。そこで、弘法大師でご祈祷した占いを置くことにしたのです。
するとビックリ!一日で半分ぐらいに減っていました。お正月でも、お詣りに来る方は少ない慈雲寺としては驚きの結果です。まあ、イノシシの根付が可愛いからというのもあるかもしれませんが・・・・
ところで、私自身が占いを信じるかといえば・・・・でも、中日新聞に掲載される干支占いは時々読みます。占い師の方の言い回しがなんとも微妙(どうにでも解釈できそう)な文章で、これは受け取る人の気持ち次第ということなのだなぁ・・・と理解しています。
ちなみに私の今年の運勢は九星気学では「運気低迷」なのですが、十二支占いでは「欲するもののほとんどを獲得できる絶好期」だそうです。そして、星座占いでは「気持ちに焦りが出やすい年」だそうです。三つ合わせると、何だか辻褄が合いますね。いろいろうまく行きかけるので、調子にのると焦りが出て、運気が落ちる・・・落ち着いて暮らしなさいよということでしょう。自戒、自戒・・・・
◎今日の写真は伊豆の修善寺でみた竹林です。この竹のように今年はのびのび成長したいと思います。