仏教が目指すものとは何でしょう?
仏教の入門書を読むと、仏教の目的とは、「苦からの解脱と悟りの智慧の獲得」と説明されていることが多いようです。
お釈迦様は苦行を捨て、静かに瞑想の入ることによって悟りを開かれたと言われています。そして、私たちの性質や能力、環境などにあわせて、それぞれに適した「悟りへの道筋」を教えて下さったというのです。
では、「悟り」とはいったい何を悟ることなのでしょう。
2月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、このことをテーマにお話したいと思います。2月17日(日曜)10時より行います。「講座」という名前はついていますが、どなたでも気軽にご参加いだける会です。
また、慈雲寺では、毎月満月の夜にお月見を兼ねた写経の会を行っています。みんなで『般若心経』を読誦した後、その内容についても毎月少しずつ学んでいきます。
2月の満月は2月20日です。読経は7時半から行いますが、少し早くおいでになっても、遅れてもかまいません。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加下さい。
◎今日の写真はインターネットの無料画像からお借りしたものです。穏やかな表情が仏の悟りを表しているのかもしれませんね。