慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

新米記者は失敗続き!老化を自分で認めるのが怖いのか?

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 このところ、このブログの更新が少なくなっています。主な理由は「新米記者のトホホ事件」が続いているため。

 少し前に書いたかと思いますが、私は先月からローカルの新聞の記者としてお仕事をいただくようになりました。新聞といっても二週間に一度の発行ですし、まだ新米なので、そうたくさん記事を書くわけではありません。

 しかし、旅行ライターとしての文章とはずいぶん違いますし、取材で押さえなければならない情報の性質も大きく違います。なにより、慈雲寺のある緑区内のことに限定されての取材です。

 フリーペーパーではなく、中日新聞傘下のローカル版という体裁。私が使わせていただくようになった名刺にも中日新聞のロゴ入りです。編集長は雑誌の編集などで長いキャリアのある方ですし、中日新聞の記者の方からも監修を受けているので、求められているものは「報道」としてのクオリティ・・・それがなかなかうまく行きません。

 いやこのところ、中学生の学校新聞でも、こんなポカはやらんでしょう・・・というようなミスを連発。もうスリーストライク・アウトォォ状態です。

 ミスの原因を探っていくと、一つは「老化を認めたくない」という私の頑なさにあることがわかります。以前は、取材の日程、持っていくものなど、別にメモもしなくてもけして忘れたりしませんでした。しかし!日本に戻って以来、なんだか約束を忘れることが多い・・・今の所、取り返しがつかないミスはありませんが、確実に能力は落ちている。

 その能力の低下を自分で認めるのが怖いのか?う~~~ん・・・

 解決方法は一つ。きちんと日程表を書き込み、毎朝確認。夜寝る前にも確認。

 持っていくものもメモしてボードに貼り、前日準備をして、当日確認・・・・

自分の現状に正直に向かいあう智慧と勇気こそ、仏教徒の生き方の基本なのに・・・・

◎今日の写真はカナダの西海岸の先住民が作ったトーテムポールです。熊の耳の所のちょっと情けない(?)顔が今の私にそっくりです。