慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は10月20日(日)10時より行います。テーマは「巡礼」。巡礼の歴史や意義、その功徳などについてご一緒に学んでみましょう。どなたでもお気軽にご参加ください。

不許葷酒入山・・・慈雲寺は大丈夫?

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 禅宗などのお寺へ行くと、山門の前に「不許葷酒入山門」と刻まれた大きな石碑が建てられていることが良くあります。

 僧侶の修行の妨げになるような酒や、香りが強く、精力が付くような食べ物(大蒜のことかしらん?)は、境内に入ることを許さないという意味です。

 慈雲寺には、そんな石碑はないですが、私はお酒はほとんど飲めないし、香辛料も苦手、ニラやニンニクも好んで食べるわけではないので大丈夫!と、思っていたのですが・・・・先月の暑さや、加齢によって舌の感覚が鈍くなったせいか、どうも不思議なことが起こっています。

 先日、朝食にスクランブルドエッグを作って、野菜ジュースを出そうと冷蔵庫を開けたら、数か月前に友人が置いて行ったタバスコが目に入りました。

 友人は激辛大好きで、レッドペッパーやタバスコは料理の必需品。「うちには香辛料はないよ。」と事前に知らせたら、タバスコやニンニク持参で遊びに来たのです。

 友人が置いていったタバスコは以来、冷蔵庫の片隅で無視されてきたというわけですが、なんと8月末の朝から猛暑の日・・・卵にタバスコをかけてみたい!という不思議な衝動。これがなかなか美味でした。自分でビックリ!

 このままでいくと、体質的にお酒は入ってこないでしょうが、「葷」は慈雲寺の山門内に入ってくるかもしれません。

 う~~ん・・・困ったことなのか、それとも新しい世界が開けるのか??

 香辛料が苦手で、東南アジアへの取材の仕事は断り続けていた私に、新しいフィールドが開けて来るということかも???

 これが、加齢による舌の感覚の劣化のせいだったら、素直に受け止めた方が良いかもしれませんね。

 さあ、明日の朝の卵料理は何にしましょうか?

◎今日の写真は大阪市立陶磁器博物館で見たヨーロッパの磁器です。