今、外は土砂降りです。大きな土管を利用した池(?)の水があふれてメダカが流出しないかちょっと心配・・・
私が住んでいたカナダの街は、一年中温暖で夏も30度を超える日はめったにないですし、冬もそれほど寒くない。家の中はセントラルヒーティングですから、一年中同じような服装で過ごすことができました。真冬に外へ出るときに、厚手のコートがあれば十分でした。
つい先日まで、地獄もかくや・・・と思うような蒸し暑さだったのに、あれよと思うまに秋が深まってきました。今、あわてて冬物の入った箱を開けてコットンセーターを出したところです。日本に戻って5年近くたつのに、まだ季節の変化が信じられません。
ということで、思いついたわけではないのですが、11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、仏教において「信じる」とはどういうことなのかということをテーマにお話ししたいと思います。
私が属する浄土宗西山派(西山浄土宗)の流祖證空は、徹底した他力の救いを説いた人で、「信」の問題にも非常にこだわりました。
證空は「疑うのは凡夫の本性だ」と言い切り、信ずることを往生の条件にしたら、誰も救われないと考えていました。私が證空の教えに惹かれたきっかけの一つがこの信の問題でした。
自分にとっても大事なテーマなので、一か月じっくり勉強しなおしたいと思っています。
11月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は11月24日(日)10時より行います。
講座という名前にはなっていますが、どなたでもお気軽にご参加いただける内容です。
◎今日の写真はエクアドルの小さな博物館で見た土偶(?)です。何かに祈っているような姿ですね。
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