慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

あけましておめでとうございます。

f:id:jiunji:20200101011550j:plain

 浄土系の仏教寺院では、年が明けて最初に行う儀式を「修正会」といいます。今年は6名の方がお参りに来て下さいました。暖房もない慈雲寺に来てくださって、とてもありがたく思いました。

 新年最初の写真は、郡上八幡で見たステンドグラスの宝船と七福神です。皆さまにもたっぷりと福と宝が降り注ぐ一年になりますように・・・・

 私からのお年玉プレゼントは、下のURLです。ディマシュ・クダイベルゲンというカザフスタンの歌手の歌が入っています。この発音も難しい名前の歌手は、音域が驚くほど広く、まさに天才です。

 歌の内容は英語の翻訳を見る限り、人間の存在の根源的な不安を表しているようです。この歌が、彼自身の内面を表現しているものなら、お坊さんになればいいのになぁ・・・と思えます。この声で声明をしたら、まさに極楽からの音に聞こえることでしょう。

 https://www.youtube.com/watch?v=W29zEuZVaxs

 

 どうぞ皆さま、阿弥陀仏のお慈悲につつまれ、お念仏を喜ぶ一年となりますように