慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

暇をもてあましているなら、お寺はどうですか?

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 上の写真は、年末に衝動買いした蝋梅です。私は梅の中では蝋梅が大好き・・あ、蝋梅は本当は梅じゃないか。良い香りで、少し透明なのが可愛い。

 さて、昨日はけっこうな雨だったのですが、今朝はきれいな青空!お参りに行く途中の交差点で初老の男性に会ったので、思わず「お散歩ですか?良い散歩日和になりましたね。」と話しかけてしまいました。すると、「いやぁ・・・暇で、やることことないからな。」とちょっと苦笑い。

 「ええ~!?暇を持て余しているなら、慈雲寺で写経でもするか、庭の掃除手伝ってくださいよぉ~~」と思わず・・心の中で叫びました。さすがの私も初対面の人にそんなこと言えないので、私もちょっと苦笑いして自転車を動かし始めました。

 慈雲寺では、いつでも写経をしていただける用意がしてあります。お茶やお菓子もありますから、一服しながら、阿弥陀様やお大師さまとゆっくり向かい合ってご縁を深めるというのはどうでしょう。心の中にため込んでいる悩みを仏様に聞いていただけば、気持ちの整理が付きやすいかもしれません。

 庭掃除や草ひきは、無心になれていいですよ。今はそれほどでもありませんが、夏はいつでも草引きウエルカム状態です。

 門のところに、小さな本棚を置いています。気になる本があったら、本堂でのんびり読書して下さい。ちょっと寒いけど・・・