慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

身体の疲れは睡眠で、心の疲れはお寺へどうぞ

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 私は疲れがたまったり、ストレスが重なったりして免疫力が落ちてくると出てくる持病があります。それほどやっかいな病気ではないので、生活の黄色信号として、かえってありがたいと受け入れています。

 一昨日の夜から、なんだかその病が出てきそうな感じがしたので、昨日は一日完全休養とさせてもらいました。新型肺炎の心配ではないですが、免疫力が落ちているときに人込みに出ると風邪や肺炎になりやすいですからね。

 一日たっぷり寝たので、今日はかなり回復した感じです。もう老齢なのだから疲れをためてはいけませんね。特に睡眠不足は悪影響が年々大きくなるようです。

 

 今朝、お参りから戻ってきたら、本堂に上がる階段のところに座っている初老の女性がいました。ご近所の方ではないようです。

 お日様を浴びて、とても心地よさそうにしていらっしゃるので、声をかけずに私は庫裏に戻りました。

 こんな風に、お寺で日向ぼっこをして下さる方がいるのは、本当に嬉しい。

 本堂に上がって、阿弥陀様とゆっくり向かい合ってくれると、なお嬉しいですね。

 

 学校へ行きたくない日は慈雲寺に来てもいいですよ。学校には行きたくないけど、家に閉じこもっているもの苦しい・・・というなら、好きな本を持って慈雲寺に来て下さい。のんびり阿弥陀様の前に本を読んで過ごしてはどうですか?

 学校へは行きたくないけど、勉強が遅れるのも心配というのなら、英語の勉強のお手伝いをしますよ。何か一つ得意なものがあると、学校も少し過ごしやすくなってきますから。

 

 身体の疲れは睡眠と食事。心が疲れたら、お寺でのんびりしてください。

 

〇今日の写真は仏足跡です。仏像というものが作られる前は、お釈迦様の足跡を拝んでいたのです。慈雲寺にもいつか、仏足跡を置きたいものです。