慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

六月の慈雲寺 -行事再開のお知らせー

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 新型コロナの問題は、まだまだ長期化するでしょうし、社会のさまざまな面での影響は広がり続けるでしょう。

 状況の広がり方が見えてくるまでと思い、慈雲寺では3月から全ての行事を中止していました。しかし、5月から、まず朝の勤行に参加をお勧めするようになり、先日は6月の満月写経の再開のお知らせもいたしました。

 状況の変化にすぐに対応できる体制を整えながらですが、「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」も6月から再開することにしました。いつもは、中日新聞の宗教欄(毎週火曜日)にも、告知を出していただくのですが、6月はまだ告知を掲載しないでもらうつもりです。それは、新聞の場合、何か急な変化が起きても皆さんにお知らせすることができないからです。

 まずは、このブログを読んでくださっている方々だけにお知らせして、様子を見ようと思います。もし、何等かの状況の変化、例えば愛知県や名古屋市に第二波と思われる流行が始まったらとか、慈雲寺周辺でクラスターが発生するとかいった緊急事態が起きた場合には、このブログでお知らせしますので、ぜひこまめにブログを訪問して下さいませ。

 

◎六月の行事予定

1)毎朝7時半より 朝の勤行

『般若心経』の読誦を中心にした、短いお勤めをご一緒にしませんか?通勤や散歩の途中でお立ち寄りください。15分ほどですが、出入りは自由としますので、お時間の許す限り、5分でも10分でもご一緒にお参りしましょう。

 宗派にかかわらず、どなたでも歓迎いたします。

 

2)6月7日 夜7時半より 「満月写経・写仏の会」

 慈雲寺では、毎月の満月の夜にお月見を兼ねた写経・写仏の会を行っています。7時半から『般若心経』を一緒に読誦し、毎月少しづつその内容についても学んでいきます。

 必要な道具は全て用意してあります。字の上手下手は問題ではありません。初心者の方も大歓迎です。お気軽にご参加ください。

 

3)6月21日 10時より 「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」

 講座という名前はついていますが、どなたに分かりやすくお話させていただけるよう心がけています。仏教というものの見方、考え方の基本をご一緒に学んでいきましょう。

 6月のテーマは「不安と仏教」です。

 新型コロナの流行をきっかけに、人生の「現実」・「真の姿」を直視した方も多いことでしょう。目に見えない脅威が及ぼす影響、不安を仏教はどう捉え、どう取り組むべきと教えているでしょう。ご一緒に考えてみましょう。

 どなたでも歓迎いたします。

 

◎慈雲寺での行事は原則として全て無料です。仏様への御供養やお寺の維持のために、お気持ちを御喜捨いただければ有難く存じます。

 

◎慈雲寺の本堂は大きく扉を開けて風通しの良いようにしておきますが、マスクの着用願いたします。

 私が皆さまにお話しさせていただくときは、表情を見ていただくのも大事だと思うので、マスクはしませんが、フェイスシールドを着用する予定です。

 

 皆さまどうぞ、くれぐれもご自愛ください。私も体調管理に気を付けたいと思います。

 久しぶりに皆さんにお目にかかれるのを楽しみにいたしております。

 

 写経や講座の後は、お茶とお菓子で茶話会のようなものを毎回行っていますが、まだしばらくは、皆でおしゃべりはやめておいた方がよさそうです。残念ですが・・・・

 ただし、個人で慈雲寺においでいただくのは、いつでも歓迎です。ご遠慮なく庫裏にお声がけください。

 また、本堂はいつでも扉を開けておきますので、ご遠慮なく中にお入りになって、ゆっくりお参り下さい。

◎慈雲寺では御朱印はいたしておりませんが、弘法大師のお姿を写した護符をご用意してあります。慈雲寺のお大師さまは、美肌弘法さんとして、主として不安やストレスによる肌の悩みにご利益があると言われています。

 お大師様は本堂奥の左手にお祀りしてあります。なお、慈雲寺は浄土宗の西山派(西山浄土宗)に属しており、ご本尊は阿弥陀如来です。