慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、6月16日(日)10時より行います。テーマは聖徳太子と仏教です。父の日に、日本仏教の父とも言える聖徳太子についてご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「おこしもの」の謎が解けました!

先日ご近所のパン屋さんへいったら、とても可愛らしい平たいおかしのようなものを売っていました。添えられたカードには「パン屋さんのおこしもの」と書いてあります。そのときは、「可愛らしい」と思っただけで、それが何なのか聞き損いました。 そして昨日…

ご縁は「直接会って」深めていきましょう

ラインやフェイスブックで何百人の「友」がいても、人はさみしさを埋めることはできるのでしょうか?自分が出したラインのメッセージに「既読」がなかなか付かないとイライラし、付いたら「返事が遅い」と不安になる・・・・先日、電車に乗っていると車両の…

慈雲寺の「劇的ビフォー・アフター」!

このブログでも何度かご紹介しましたが、慈雲寺にはなかなか立派な松の木が5本もあります。カナダに住んでいたときは、庭に大きな木のある家がとてもうらやましいと思ったのですが、いざ、慈雲寺のお庭を管理するとなるとなかなか大変であることに気が付きま…

侮れない言霊のパワー

言霊(ことだま)信仰は、古代から現代まで私たち日本人の心に脈々と受け継がれてきました。言葉を声に出して正確に発音すると、それがさまざまな事象に影響を与えるという信仰です。良い言葉を発すれば、現実にも良いことが起こり、悪いこと言葉を発すれば…

心配は心を傷つけるだけ?

私たちの心を苦しめるものはたくさんあります。しかし、仏教では、苦しみの根本にあるものは「無明」。つまり智慧の光にてらされず、真理に無知な状態だと考えます。 たとえば、私たちは絶えず、何かを心配しています。東海地方には大地震が起きる可能性があ…

池波正太郎の『信長と秀吉と家康』を読んで

信長と秀吉と家康 (PHP文庫) 作者: 池波正太郎 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 1992/08 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 27回 この商品を含むブログ (7件) を見る 東京で少々仕事をしてきました。両親は東京に住んでいますので、顔を見るのも兼ねて…

I am happy for you!

" I am happy for you!" という文章は、使われている言葉は簡単ですが、なかなかうまい日本語に訳せません。直訳すれば、「あなたの為に私は幸せです。」とか「あなたの喜びは私の幸せ」とかになるのでしょうか。 相手の方に何か幸せなことがおきたと聞いて…

自分の力が及ぶのは「今」だけ

仏教では、「今、この時」に心を集中させることをとても大事にしています。 過去は既に過ぎ去ったものですから、自分ではどうすることもできません。また、未来については、未だ来ていないのですから、不確定要素が多すぎて、結局できることは無いに等しい。…

摩訶不思議な手紙が来ました。

なんだか不思議な手紙が来ました。差出人のKさんは、神様や仏様と人間を結ぶ「仲介役」をなさっているのだそうです。「神仏にたずねたいことがあったら、私が喜んでお取次ぎをさせていただきます。」と書いてありました。 う~~ん・・・お釈迦さまのお言葉…

「ごちそうさまでした。」と言って極楽へ

◎今日のお釈迦さまのお言葉 賢者は欲楽をすてて、無一物となり、 心の汚れを去って、おのれを清めよ。 中村元訳『ダンマパタ』より ずっと以前、知多半島のお寺にお説教に呼んでいただいたとき、聴きに来てくださったNさんからお電話がありました。 Nさんは…

二十年に一度という、アガベ・ホリダが開花しようとしています!

東山動植物園の温室でアガベ・ホリダが開花しようとしていると聞いて、梅見も兼ねてでかけました。アガベ・ホリダはリュウゼツラン科の植物で、花が咲くのは10~20年に一度。開花の準備が始まると、花をつけるための茎(花序)が一か月ほどでグングン伸…

常楽寺の退山式へ

半田に常楽寺という大きなお寺があります。慈雲寺と同じ浄土宗西山派(西山浄土宗)に属しています。知多半島には西山派の寺院がたくさんありますが、そのほとんどが15世紀以来、常楽寺で修行をした僧侶によって支えられてきました。 今日はその方丈様(住職…

「聖なる風景」展に出かける

今日は初めてヤマザキマザック美術館へ行ってきました。今月いっぱい、宗教画を集めた展覧会が行われていると聞いたからです。私はまだ名古屋周辺の博物館や美術館にまだほとんど行く機会がありませんでした。このヤマザキマザック美術館のことも何も知らず…

お布施は全てご本尊とお寺への供養です。Part2

昨日(2月15日)の記事の続きです。 曹洞宗の本山の高僧たちに、一般の僧侶が面会するとき、手土産代わりに「拝問料」を差し上げるのが習慣になっているという記事が2月13日の中日新聞に出ていました。 高僧にお目にかかってお言葉をいただくのに、手ぶらで…

お布施は全てご本尊とお寺への供養です。Part1

2月13日の中日新聞に「献上金 高僧の懐に」と題された特集記事が出ていました。曹洞宗では一般の僧侶らが大本山の高僧に面会する際は、高額の「お気持ち」(献上金)を持参する習慣があるそうです。その「お気持ち」を受け取った高僧たちが、その献上金を個…

人間だれでも最後は「孤独死」 Part 2

人間は誰でも独りで生まれ、やがて独りで死んでいくものです。だれも一緒には死ねません。例え家族に見守られても、独居でも旅立ちは独りです。しかし、それだからこそ、人々との「縁」によって作られてきたものを大切にすることが、穏やかな暮らしの基本で…

お墓や仏壇は“負の遺産”でしょうか?2月14日(日曜)の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のお知らせと慈雲寺へのアクセス

二月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、14日の日曜日、午前10時より行います。どなたでもご参加を歓迎いたしますので、お気軽にお越しください。 テーマは「お墓や仏壇は“負の遺産”か」としました。 お墓や仏壇を受けついで護っていくことを「面倒なこと…

人間だれでも最後は「孤独死」 Part 1

ときどき新聞などに「独居老人 孤独死」というような見出しが付けられた記事が出ています。なんだかシニアの人が独りで暮らすこと自体が「哀れ」な状況で、独りで死んでいくのはこのうえない不幸のような論調です。 確かに、亡くなってから何か月も見つから…

懈怠につけてもますます大悲を仰ぐべし

困ったなぁ・・・・このところ怠け心が止まりません。もともと私は僧侶にあるまじき怠け者。僧侶はこつこつと努力を続けられる人が最も向いていると思います・・・・私のようなものではとても勤まらない。 こんな風に自分にガッカリしてしまう日には、證空上…

2月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内と慈雲寺へのアクセス

2月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、2月14日(日曜)午前10時より、慈雲寺の本堂で行います。 テーマは「お墓や仏壇は“負の遺産"か?」です。 最近、メディアでは「子供たちに負担をかけたくない」という心配から、お墓を「仕舞って」しまい、納骨堂な…

庚申講のお勤め

慈雲寺のすぐ近くに小さな雑木林があって、お不動さまと庚申さまが祀られた小さな祠があります。一年に一度、庚申講の人々が集い、般若心経を読んでお勤めをします。 この読経は近隣の長福寺と慈雲寺が担当しています。私も去年、初めて参加させてもらいまし…

自宅介護の「美談」化を考える

今日、法事へ出かける途中に『朝日新聞』を購入しました。なんとなく「呼ばれて」いるような気がしたのです。すると、以前から気になっていた自宅介護の問題について興味深い記事がいくつか出ていました。本当に新聞に呼ばれてしまったらしいです。 社会面に…

盆梅到来!!

窓の外でゴロゴロと音がしました。なんと、大きな盆栽仕立ての白梅をご近所の花屋さんが持って来てくださいました。なんとも言えない渋い枝振り。蕾もたくさんついていて、もう数日で咲きそう。玄関先に置くと家全体に風格が出る感じです。 私は梅が大好きで…

月参りの功徳

今朝、月参りに出かけると呼び鈴を押してもお返事がありません。忘れちゃったのかな?ちょっとがっかりしながらトボトボとお寺に戻りました。 慈雲寺の周辺には月参りの習慣が残っています。先代様はいわゆる「村の尼僧さん」として、宗派に関係なくたくさん…

不飲酒戒について

今夜は僧侶たちが集まり、かなり遅めの「新年会」がありました。中華料理をいただきながら、お酒も飲み放題のセットになっていたのです。 もちろん、僧侶は五戒を保つことが生活の基本。お酒を飲むことを戒めた、「不飲酒戒(ふおんじゅかい)」も五戒の一つ…

「暴力以外の解決手段を知らなかった」川崎・中一殺害犯の人生

今日の新聞には宗教者として問われるものの多い記事がいくつもありました。その一つは、昨年二月に神奈川県川崎市の河川敷で中学一年生が殺害された事件です。殺害には複数の少年が加わったのですが、その中心となった19歳の少年の裁判が続いています。少年…

松の木の剪定で庭師さんと相談しました。

慈雲寺には大きな松の木が4本あります。松は少なくとも2年に一度は剪定をするべきなのですが、これだけ高い木だと庭師さんにお願いするのも大変です。 う~~ん・・・困ったなぁと思い続けているうちに、松の木はどんどん葉を茂らせ、ぼうぼうになってしまっ…

体の状態は心の状態を表している?!

先日、インターネットで記事を見ていたら「カラダはあなたの証拠品」という言葉が目が止まりました。キャッチフレーズとしてはなかなか秀逸です。 よく、部屋の中の状態(片付き具合や、ちらかし具合)は、そこの住人の心の状態を表しているといいます。それ…