慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『般若心経』にチャレンジ・・・・・う~ん・・・困った

10月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」では、『般若心経』を取り上げることにしました。『般若心経』について知りたいという希望をおっしゃる方が増えてきたからですが・・・・そう簡単にはいかないですよね。 『般若心経』は、六百巻もの膨大な『大般若波…

ケホケホケホ・・・・・何かが飛んでいる!

昨夜から軽い喘息の症状が出ています。いつも、お寺の奥に引っ込んでいるのに、大阪のような都会に出て行ったからかしらん? 私の喘息のアレルゲンは春は杉花粉のようですが、今はなんだろう?ハウスダストに弱いけれど、必ずしも「掃除が行き届いているか、…

すれ違ったのは坂上田村麻呂の御子孫?!

半年ほど前から、毎月、関西地方に取材に行かせていただいています。旅行ライターになってから数十年になりますが、ほとんどの取材は北米。日本の国内の記事を書いたのは数えるほどです。 京都の本山に滞在しているときは、時々外出していましたが、その範囲…

お位牌やお仏壇、お墓は極楽を見渡す「窓」

僧侶は読経や儀式に関する研究をする法事師、お説教を通じての布教を専門にする説教師など、いくつかの専門分野に分かれています。もちろん、すべての分野にバランスよく通じているのが一番良いのですが、やはり向き不向きがあります。私は説教師の道を少し…

彼岸明けは青空

お彼岸の間、毎日のように雨でした。今朝、久しぶりに朝日が目に入って目が覚めました。本当は太陽が昇る時には朝の読経を終えてなければいけないので、僧侶としては完全に寝坊・・・でも、こんな風にお日様と青空に起こされて目が覚めるのはいいですね。 今…

廃屋と化す寺院の記事を読んで

今朝、中日新聞の社会面を開いたら、いきなり胸がつぶれそうになりました。住職の跡継ぎが見つからず、廃屋になっている寺院の大きな写真が出ていたのです。記事によれば、「住職のいない寺」は全寺院の二割にもなるそうです。地域によっては二割では済まな…

雨の彼岸会

今日はお彼岸のお中日。秋分の日です。昨日から激しい雨が続いていました。せっかく太陽が真東から出て真西に沈む特別な日なのに残念です。極楽は西にある「西方浄土」ですから、秋分の日、春分の日は、太陽が沈むところの彼方にお浄土があるのだなぁ・・・…

知的好奇心いっぱいなシニアは地域の活力!

昨日は嬉しいことがたくさんあった日です。心がワクワクし過ぎたせいか、9時頃には眠くなってしまったほど! まず、お彼岸やお祥月命日には必ず連絡をくださって、「お寺に伺えなくて残念ですが、お布施を振り込ませていただきますので、お経をあげてくださ…

お墓参りには、まず本堂へ

今日の写真は、奈良の当麻寺の当麻曼荼羅の復元写真です。オリジナルは国宝ですが、今はほとんど真っ黒で肉眼ではなかなか見ることが難しいのです。 慈雲寺が属する浄土宗西山派(西山浄土宗)は、この曼荼羅(曼陀羅)を使って布教する伝統があります。慈雲…

今日から「当麻曼荼羅」の御開帳

今日は早朝から激しい雨が降っていたので、「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を聞きに来てくださる方々のお足元が心配でした。しかし、お昼前には一時雨もやみ、涼しい風が吹いていました。そして今、また雨・・・講座の間は阿弥陀様が手を広げて雨を防いでく…

『当麻曼荼羅』の御開帳と「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のご案内&慈雲寺へのアクセス情報

9月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は9月18日(日曜日)10時より行います。どなたでもお気軽にご参加ください。 今月のテーマは「お彼岸の迎え方」です。日本人にとって最も身近な宗教行事の一つであるお彼岸の意味や功徳について、改めてご一緒に学んでみ…

彼岸へ至る道を歩む

お彼岸が近づいてきました。9月18日の日曜日に「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行うのですが、ちょうど翌日からお彼岸に入るので、今月のテーマは「お彼岸の迎え方」ということにしました。ここ数日、資料作りに苦労しています。 お彼岸とは、ご先祖の供養…

9月18日の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のお知らせと慈雲寺へのアクセス

今月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、9月18日の10時より行います。 テーマは「お彼岸の迎え方」です。お彼岸は日本独自の宗教的な行事です。しかし、実は、お彼岸は季節の変わり目にご先祖を御供養するということだけではありません。自然の移り変わり…

100歳の秘訣は「知的活動」!お寺こそピッタリ?!

9月10日の中日新聞に「百歳の世界」という特集記事が出ていました。マスターズの水泳で25種類の世界記録を出した102歳の女性や、「知的活動が健康に寄与する」と語る101歳の男性など、なかなか充実した読み応えのある記事でした。 このブログでも「矍鑠とし…

新しき友、遠方より来る

広島県出身の父は、昨日の広島カーブの優勝で、すっかりご機嫌のようすでした。今回は東京の下町生まれの母もだいぶ影響されていたようで、彼女も興奮さめやらぬ様子。両親が何かに夢中になって楽しそうにしててくれるのは嬉しいものですね。 さて、今日は香…

「シン・ゴジラ」にすっかりエネルギーを吸い取られました!

今日は一日、何も法務の予定がなかったので、友人と大高のイオンモールに映画を見に行きました。「シン・ゴジラ」です。 実は私の大好きな俳優が二人出ていたので、それだけでも楽しみだったのですが、まったく予想外の面白さでした。まだ見ていない方もいら…

リオのパラリンピックが始まりました。

2010年にバンクーバーで冬季オリンピック・パラリンピックが開催されたとき、通訳や選手の家族のお世話などでお手伝いさせていただきました。 それがきっかけになって、日本に戻ってからもパラリンピック関連の海外遠征や、レフリーの国際ワークショップの通…

メリー・ポピンズに教わったこと

私はお経の暗記も苦手だし、小説の中の一節や映画のセリフを覚えて、ちょっとお洒落に会話の中に使うなどという芸当もなかなかできません。これって説教師には少々致命的な欠点です。お説教の中に、お経や祖師たちの教えの一節を取り入れるだけではなく、映…

お彼岸の間、『当麻曼荼羅』の御開帳をいたします。

お彼岸が近づいてきました。「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、これから少しずつ暑さもやわらいでくるのかと、楽しみです。 さて、9月18日は毎月開いている「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日です。次回のテーマは「お彼岸の迎え方」。お彼岸の意味や…

お花のお供えをいただきました。

去年から続けている「英語の早起き会」でご縁ができたお子さんのお母さまが、きれいな花束を持って慈雲寺を訪ねてくださいました。 「お花をたくさんいただいたのですが、家では飾り切れなくて、どうしようかと思っていたら、義母さんが『お寺に差し上げたら…

子供たちがお土産をくれました。何だか嬉しい!

夏休みの間、毎日英会話の早起き会をしていました。今年は去年より人数は少なかったのですが、それだけに一人一人に手厚くできて楽しい日々でした。皆なそれぞれ個性があって、それをのびやかに広げられる環境にいるらしい感じも嬉しいものでした。 9月にな…