2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
上の写真は、ネットの画像からお借りした、京都寺町の誓願寺の本堂の写真です。大きくて、頼もしいお顔の阿弥陀様が御本尊です。昼間は本堂に上がってお参りできますから、一度ぜひご参拝ください。 さて、今週はこの誓願寺で「三派中央教学講習会」というの…
上の写真は、雪舟の代表作の一つ、「慧可断臂図」と呼ばれる絵です。達磨大師が座禅をしているところに、ある僧侶が弟子にしてほしいと願ってきます。しかし、達磨大師は振り向こうともしません。弟子入りを強く願う僧侶は、なんと自分の左手を切って決意を…
慈雲寺では、毎月満月の夜に写経の会を行っています。写経の会はいろいろなお寺で催されていますが、慈雲寺の特徴は「ゆるやか」と「のほほん」です。 お経は、全てお釈迦様の仏語ですから、精進潔斎してから筆をとり、一文字書くごとに三拝する・・・という…
慈雲寺では、毎月「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」を行っています。身近な話題を取り上げて、仏教の基本的な考え方、ものの見方を一緒に学んでいこうというものです。この「一緒」というのは、文字通りの意味で、来月のテーマを決めたら、一か月かけて勉強の…
慈雲寺は、法然房源空上人(法然上人)を宗祖に仰ぎ、その高弟の善慧房證空上人(西山上人)を流祖とする浄土宗西山派(西山浄土宗)に属しています。総本山の光明寺は、京都府の長岡京市にあります。 光明寺は、法然上人が、阿弥陀仏の救いについて初めて一…
ねむりて一夜をあかすも報佛修德のうちにあかし、さめて一日をくらすも、弥陀内証のうちに暮らす。機根つたなくとも卑下すべからず。佛に下根を摂する願います。行業とぼしくとも疑(うたご)うべからず、経に乃至十念の文あり。はげむもよろこばし、正行増…
ねむりて一夜をあかすも報佛修德のうちにあかし、さめて一日をくらすも、弥陀内証のうちに暮らす。機根つたなくとも卑下すべからず。佛に下根を摂する願います。行業とぼしくとも疑(うたご)うべからず、経に乃至十念の文あり。はげむもよろこばし、正行増…
今日はとても爽やかな風が一日中吹いていましたね。今日は「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」の日でした。旦那寺と檀家の関係について、御一緒に学んでみました。皆さん、とても熱心に聞いて下さいました。 「いきつけのお寺」、「顔なじみの和尚さん」というご…
慈雲寺では毎月一回、身近な話題から「仏教的な考え方」「仏教のものの見方」について、皆さんと御一緒に学んでいく講座を行っています。「講座」というほど堅苦しいものではなく、私も皆さんに「教える」ことができるような立派な僧侶ではありません。御一…
慈雲寺で定期購読している新聞は、最後のページにテレビの番組表と占いが掲載されています。テレビはめったにみないので、占いのページも同じなのですが、今日は偶然目に入ってきました。今日の私へのご宣託は「百星の明かりは一月の光に如ず。独立独歩して…
あなたは、ご自分の家の「旦那寺」のことをどのくらい御存じですか?何宗のお寺か、それはどんな教えを中心にしている宗派ですか?ご住職とは顔見知りですか?葬儀や法事以外のことで、そのお寺の僧侶に会ったことはありますか? あなたには、胸の内の哀しみ…
先日、Kさんが慈雲寺を訪ねてくださり、「今月からお月参りを再開して下さいませんか?」との相談でした。 慈雲寺は少々特殊な立場のお寺で、江戸時代からの意味での「檀家」はありません。しかし、先代までは、近くの大寺のお手伝いとして、周辺のお宅に月…
今朝がた、とてもはっきりした夢を見て目が覚めました。その時は、夢の内容がありありと記憶に残っていたのですが、着替えたりしている間に曖昧になってしまいました。でも、かつて御恩になったKさんのことだったのは覚えています。Kさんは、私が旅行ライタ…
今日は朝からご近所のEさんが坪庭の手入れに来て下さいました。私も一緒に庭に降りて、なまけになまけていた落ち葉の掃除や草引きをしました。Eさんは「やってね、と頼まれて来るのではないから、気楽でいい。」と優しくおっしゃって下さいました。 自分の時…
先日から平岩弓枝が翻訳(翻案??)した『西遊記』を読んでいます。私は『西遊記』が好きなので、今までいろいろなバージョンを読んできましたが、平岩版は読みやすくて、しかも三蔵法師の心の動きが細かく伝わってきて面白い!さっそくAmazonで全巻ゲット…