慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

髪の毛の偉大さを知る・・・熱中症にご用心

しばらくブログを書く元気がありませんでした。新米新聞記者のあわただしさ、本山での説教師の研修会などなど・・次々に行事があって大分疲れていたようです。 陽射しの強い暑い日が続いたこと、寝不足、そしてお腹の調子が悪く・・・どうも最悪のコンビネー…

6月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」のお知らせと慈雲寺へのアクセス

上の写真に写っているのは、浄土系の宗派で重要視されている「浄土三部経」と呼ばれる経巻です。 お経とはいったい何なのでしょう? 宗教には「聖典」が欠かせませんが、キリスト教の聖書やイスラム教のコーランと、仏教の経典は大きな違いがあります。仏教…

満月写経・写仏の会のお誘い

上の写真はネットの無料画像からおかりしました。京都のお寺でしょうか? 天気予報によれば、明日の名古屋は良いお天気のようです。慈雲寺には五重塔はありませんが、本堂の縁側からきっと綺麗なお月さまが見えることでしょう。 慈雲寺では、毎月、満月の夜…

證空と道元という兄弟 Part2

上の家紋は、「久我竜胆」と呼ばれているもので、村上源氏の総本家の家紋として知られています。 実は、この久我竜胆は、曹洞宗でも浄土宗西山派でも宗門の紋として使われています。これは、曹洞宗を開いた道元禅師(以下道元)も、浄土宗西山派の流祖證空上…

証空と道元という兄弟 Part1

先日、曹洞宗の本山である総持寺で数日を過ごすという、素晴らしい体験をさせていただきました。総持寺の僧侶の方々とお話する機会もあったのですが、「御存じかとは思いますが、道元さまと、うちの宗派の流祖証空さまは、兄弟なんですよぉ。」と聞いてみて…

証空と道元という兄弟 Part1

先日、曹洞宗の本山である総持寺で数日を過ごすという、素晴らしい体験をさせていただきました。総持寺の僧侶の方々とお話する機会もあったのですが、「御存じかとは思いますが、道元さまと、うちの宗派の流祖証空さまは、兄弟なんですよぉ。」と聞いてみて…

お月参りの良さをお伝えするには?

慈雲寺には伝統的な意味での「檀家」はありません。境内に墓地もありますが、ほとんどの家は、他のお寺の檀家さんです。しかし、「村の庵主さん」の習わしから、大きなお寺の代役として、さまざまなお宅に月参りに行く習慣が長い間続きていました。 今は、お…

6月の慈雲寺

上の写真は、去年の初夏、京都市内の小さな路地で見た葡萄です。もう小さな実がなっていました。今年もどうなっているのか見に行きたい気がします。 日に日に夏らしくなってきました。慈雲寺の本堂には冷たい麦茶と塩分補給のタブレットを用意してありますの…