慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今の言葉、今のメールが「遺言」に・・・・

先日、中学時代の友人とメールでやり取りをしていたら、急に「新型コロナは劇的に症状が悪化することもあるらしい。どのメールもこれが最後の言葉と思って、ちゃんと書かなければいけないという気持ちになる」と書いてきました。 心優しい友人は、いろいろと…

ご縁の輪が広がって・・・・

昨日(4月29日)の中日新聞に、慈雲寺の住職に赴任してから今までに自分やお寺に起きたことなどを書いた文章を掲載していただきました。(東京新聞には5月3日と10日に掲載されます)。なんとも取り留めののない文章で恥ずかしいばかりなのですが、「…

桶狭間の慈雲寺では、朝の勤行が続いています

昨日、「お寺にお参りに行きたいのですが、よろしいですか?」というお電話をいただきました。 慈雲寺はいつもどおり、本堂は夕方遅くまで本堂は開いています。いつでも、どなたでも、本堂にお上がりいただいてお参りをしていただけます。 新型肺炎のことが…

こんな時だからこそ、仏教を学んでみましょう。 part5 釈迦の出家の動機(その1)

藤の花が咲き始めました。私はこの花が大好きで、名古屋周辺の藤の名所を訪ねるのを楽しみにしているのですが、ここ数年はタイミングを逸してしまっていました。今年も「名所」を訪ねるのは無理なようですね・・・・ このところ、カナダ、台湾、シンガポール…

こんな時だからこそ、仏教を学んでみましょう。 part4 お釈迦様の伝記を読み返す

お釈迦さま開いた悟りの内容のお話を始めようとしたら、「家にいる時間が長くなったので、この際だからお釈迦様の生涯を学びなおしてみたい。どの本がおすすめですか?」という質問を受けました。 たしかに、一度、誕生から大涅槃まで、お釈迦様の生涯、とり…

疫病退散の護符「アマビエ」にちょっと期待!?

今朝(4月19日)の中日新聞に、碧南市の瓦職人が「アマビエ」をデザインした鬼瓦を制作したという話題が出ていました。 「アマビエ」ってどこかで聞いたことあるなぁ・・・と思って部屋の中を探したら、上の写真の護符が出てきました。飛騨高山の桜山八幡…

こんな時だからこそ、仏教を学んでみましょう。 part3 釈迦の悟り

今日は取材で久しぶりの外出。人の気配の無いお寺の境内で一休みしていたら、桜がまだ散り残っているのに気が付きました。人との接触をできるだけ避けるのを心がける日々ですが、花はいつもとかわらず咲いていました。 慈雲寺にも木瓜の花が咲き残っています…

こんなときだからこそ仏教を学んでみましょう Part2 仏教とはどんな宗教なのか?

「仏教とは、いったいどんな宗教なのでしょう?」 ご自分で一度紙に書いてみるのがお勧めです。自分の今な理解、思いを文字にしてみるといろいろなことが見えてくるからです。 Part 1でお勧めした参考書、『仏教の教科書 仏教って何ですか?』も、最初の記事…

こんな時だからこそ、仏教を学んでみましょう。 Part1 「仏教の教科書」

「不要不急の外出をひかえましょう」と呼びかけられて、なかなか外にも出かけにくい日々ですね。別に外出がしたくなくても、「ひかえろ」と言われると窮屈なものです。自分のやりたいこと、自分の人生を自分でコントロールできない状態というのは、今回の問…

こんな時は、活字に戻ってじっくり考える........「不要不急」を考える part3

「不要不急の外出を避ける」ことが、新型コロナウイルスへの対応として個人としてできることの数少ないものの一つ。 仕方がないので、お寺にこもって読書の日々です。いつもより時間をかけて新聞を読んでいます。今回の新型ウイルスが世界に及ぼしている、そ…

四月の慈雲寺の行事予定

新型コロナウイルスの状況は、まだまだ悪化しているようです。私たちにできることは、「不要不急の外出、人込みを避ける」、「マスクと手洗い、うがいをこまめにする」ことからでしょう。 もう一つ大切なのは、免疫力を上げることと言われています。睡眠をし…