慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

4月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は、4月21日(日)10時より行います。テーマは「法然上人がひらいた『浄土門』とは何か。Part 3 」です。法然上人の弟子、弁長、親鸞、証空が、師の教えをどのように受け止めていたのかをご一緒に学びましょう。どなたでも歓迎いたします。お気軽にご参加ください。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鳴海中日文化センターの秋期講座のテーマは「宗教って何だろう?」です。

東大寺の大仏殿を守る天部の足元に美しい光が当たっていました。 いつも、なかなか手厳しいコメントを残してくださる「ももはな」さんが、「統一教会の問題を宗教界がどう受け止めているのか」に興味があると書いた私のブログの記事に対し、「どう受け止めて…

幽霊の定番「三角布」は大日如来の宝冠?!

のんびり朝の光を浴びて歩道で寛ぐ奈良公園の鹿 今日は「中外日報」という新聞を読んで、のんびりした午後をすごしました。 この新聞は仏教界を中心に、宗教関連のニュースを扱う専門紙で、1897年に創刊された伝統ある新聞です。 私は今まで定期購読はし…

旅に行かれないから「極楽」見物Part 3・・・・早朝に大仏様を独り占め!

奈良博物館で「當麻曼荼羅」を満喫して、極楽旅も終了・・・そのまま名古屋へ戻ることもできたのですが、極楽旅でとびきりおおらかな心持になっていた私は、宇宙旅行にも行きたくなって、奈良に一泊することにしました。 お目当ては東大寺です。コロナ禍でだ…

旅に行かれないから「極楽」見物 Part 2

奈良の當麻寺の本尊である、国宝の『當麻曼荼羅』 先月、奈良の国立博物館で行われていた「中将姫と當麻曼荼羅」展を見に行ったお話をこのブログに書き始めました。 旅に行かれないから「極楽」見物 Part 1 - 慈雲寺新米庵主のおろおろ日記 (hatenablog.com)…

恩人の一周忌に花を届けに・・・・

神々に捧げるためにインダス河に流される供養の花 台風15号が近づいて来て、今日は時折雨模様の一日でした。明日は私が僧侶として最も大きな御恩を受けた方の一人、K上人の一周忌です。一周忌の法要はすでに、法類や組寺の方々で行われていましたが、私はど…

今日(20日)からお彼岸

今日、9月20日は「秋彼岸の入り」です。秋分の日(23日)を中心に、前後3日ずつ、1週間をお彼岸としています。 名古屋は台風の影響がまだ残っていて、時折強い風が吹いていますが、慈雲寺の裏手の墓地からはお墓参りの方々の声が聞こえてきます。 お…

彼岸法要と「當麻曼荼羅」御開帳のご案内

慈雲寺には當麻曼荼羅を8分の1に縮小したものがあります。毎年、お彼岸の期間中、皆様に彼岸(極楽浄土)の様子を想像していただこうと御開帳を行っています。 今年も彼岸入りにあたる9月20日から26日まで御開帳を行います。拡大鏡も用意しますので、ぜひお…

9月18日の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は「二河白道図」の絵解き説教にチャレンジします!

「二河白図」には様々なバージョンがあります 尼僧と学ぶやさしい仏教講座 9月18日10時より テーマ:「二河白道図」の絵解き説教 二河白道図」は、この世(此岸)から彼岸(極楽浄土)へ渡るガイドブックのような譬話を絵にしたものです。 浄土系の寺院では…

中秋の名月を眺めながら写経はいかが?

10日は中秋の名月です。朝晩はエアコンを停めて風を通すと心地良い日が増えてきました。 9月10日は中秋の名月。いよいよ秋の足音が近づいてきました。 先ほど、お月見の必需品、ススキをご近所の池之端まで採りに行きました。 慈雲寺では、毎月の満月の夜に…

遅くなってごめんなさい。今月の慈雲寺の予定です。

涼しくなると花替えの頻度も落ちて、貧乏寺には嬉しい。早く、こんな風に庭の花だけで御 供えしたいなぁ 本山で「センセ-」をしていたので、更新が遅れて済みません。慈雲寺の属する浄土宗西山派(西山浄土宗)は、小さな宗派なので残念ながら人材も限定さ…