さきほどぼんやりテレビを見ていたら、来年一月からの相続税法改正に備えて、今、金製のおリンがバカ売れしているというニュースをやっていました。金の置物や金貨などを扱う店で売れるものの、なんと七割がおリン。なんとまあ、信心深い人が多いんだろと思ったら、残念ながら違います。
普段の礼拝に使われいる宗教用具や仏具などを相続しても、相続税の対象とならないという「抜け道」がミソ。純金のおリンってどのぐらいするものなのか・・・ちょっとネットで調べてみたら150万から800万ぐらい。地金を厚くしてもらえば、もっと高額なのも注文可能だそうです・・・う~~ん・・・ 仏様を節税(というか、脱税でしょ?)のダシに使わないで欲しいなあ。
「普段の礼拝に使っている」というのがポイントだから、金庫にしまってあったら免税にはならないでしょ?税務署の人が来たら、慌ててだすのかなぁ?こんなことをして子孫に「美田」を残しても、本当に意味があるともおもえないけど・・・
・今日の写真はカナダのオンタリオ州にある巨大なニッケルのコイン。カナダはニッケルの大産地です。カナダの建国100年を記念して、カナダ各地に立てられた巨大なモニュメントの一つ。他にも巨大なイースターエッグとかアイスホッケーのスティックとか、笑えるモニュメントが各地にあります。