慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

尼僧に歳を聞くのはNGじゃありませぬ!?

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 クリスマスですね。でも、なんだか昔ほど騒がない感じ。お寺の近くの有松駅周辺は江戸時代の旧東海道の町並みが残っているのが観光の目玉。電柱も取り払ってしまったほど。なので、クリスマスの飾りも無しです。

 私はイブもクリスマスも関係なく、いつも通り、ちょっと掃除してすぐ挫折して、農協にお米買に行き、本堂の屋根瓦の修理の相談して、あとはボーっとしているうちに一日が過ぎました。あ、お念仏も少々。

 午後、近くのお寺から電話がありました。1月に行われる念仏行脚に参加するなら、保険をかけなければいけないので、年齢が知りたいとのことでした。なんだかものすごく申し訳なさそうに聞くの。私が「え~~と、私いくつだったっけ・・・」とちょっと考えてたら、相手の方は私が気分を害したとでも思ったらしく、「申し訳ありません」みたいなことを繰り返すんです。

 いやいや、尼僧に歳を聞くのは別に失礼でもなんでもないですよ。僧侶は年をとれば取るだけ味のでる(はず)の役割。最後はちんまり座ったままでお念仏しているだけで、なんだかありがたい・・・という境地を目指したいものですな。でも、ま、せっかく出世間をした身の上なのだから、何歳だからどうとか、若いとかふけてるとかいう一般基準みたいなものからも自由になっていいはずだけど・・・

・今日の写真はインドのブッダガヤにあるタイ系の寺院の小坊主さんたち。とても可愛らしいけど、まじめに修行しているようでした。