慈雲寺新米庵主のおろおろ日記

3月の「尼僧と学ぶやさしい仏教講座」は3月17日(日)10時より、お彼岸の法要も兼ねて行います。テーマは「法然上人が開いた『浄土門』とは何だったのか?その2」です。どなたでも歓迎いたしますので、お気軽にご参加ください。

九州にお説教に行かせていただきました。

 

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九州のお寺の彼岸会に呼んでいただきました。小さなお寺ですが、ご住職の尼僧様は檀信徒の方々にとても人気があるのです。昨日も本堂はほぼいっぱい。「一時間たっぷりお話ししてください」とのことでしたが、皆さま熱心に耳を傾けてくださいました。

 今年は「怒り」をテーマにお説教をしていこうと思っています。仏教では「怒り」を毒蛇の毒よりも危険なもの、なによりも怒っている本人を傷つける」ということを基本に、怒りのない穏やかな暮らしへの智慧をいっしょに考えていきたいのです。このテーマはとても大切なことですから、お説教の機会をいただくたびに磨いていかれるように努力したいところです。

 でも、私のお説教は固いなぁ・・・反省、反省。笑い声がたくさんあふれて、皆が「ああ、楽しかった!」と思ってくださるようなお説教・・・・そして、聞いた後には何かが心に残るというのが理想です。

・今日の写真は今日の門司港。三井倶楽部の建物の庭に咲いていた大島桜が満開でした。やはり九州は暖かいですね。名古屋へ戻ったら風が冷たいので、ちょっと哀しくなりました。